平成20年2月16日土曜日

Celebration of African Culture


今日はまた気温が下がりました。でも明日は上がるようです…

博物館で、Celebration of African Cultureという催しをしていました。
ボランティアではなく、博物館に行くのは久しぶり。
ちょうどアフリカ音楽の演奏が始まるところでした。

演奏するのは、南アフリカから来たMogauwane Mahloeleさん。
午前中のプログラムだったせいか、会場のわりに観客が少なく、残念そうでした。
いろいろな楽器を持ってきていて、曲ごとに楽器の説明も加えながら演奏してくださいました。
いくつかの楽器には、エレキギターのようにスピーカーにつなげられるようになっていたのですが、これらは全部手作りなんだそうです。
現地ではそういう仕掛けは要りませんものね。

写真がうまく撮れませんでしたが、左は10本の長さの違う金属棒がついた楽器で、指で弾いて音を出します。
アフリカの各地で使われていて、呼び方や棒の数が少しずつ違うそうです。
右の写真は、チェロなどのような弦楽器。
他に、弓に音を響かせるボールがついた楽器がでてきました。(中国の胡弓に似ていました。)
南アフリカの伝統的な楽器だそうです。
同じ国内でも、呼び方が違ったり、弦やボールに違いがあるそうです。
弦を手で持って、張り具合と、弦をこする場所で音の高低をつけるようです。
音はギターに似ていました。

最後は、アフリカンドラムでした。
Mogauwaneさんと観客とで歌詞のやりとり。
-How many parts in Africa?
-We have five parts in Africa!
-What kind parts in Africa?
-East, West, South, North, and Central!
-How to spell Africa?
-A, F-R, I-C-A!
これをドラムに合わせて歌うのですが、私にはリズムをつかむのが難しかったです。
上手なお兄さんが大きな声で歌っていたので、それを真似していました。
でも、リズムが早くなるとついていけず…

Mogauwaneさんは声や楽器だけでなく、表情や身体全体で表現していて、それが全て合わさることで演奏が完成するように思いました。
アフリカ音楽は、生で聴くのが一番いいなと。
南アフリカは、独立して半世紀近く経ちますが、今でもいろんな意味で自由ではないそうです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 アフリカの楽器は、あまり聴いたことが無いです。
 慣れないリズムとかは、合わせるのが難しいですよね。
 楽しいひと時でよかったですね。

すずらん

CELICA さんのコメント...

博物館にもアフリカの楽器が展示されていますが、ドラム一つにしても、地域によりいろんな種類があるようです。
造りが単純なのに、ちゃんと音の高低がつくのが不思議でした。