平成19年8月31日金曜日

我が家の九つの謎

我々の部屋、実は不思議があるんですよ・・・
1.謎のスイッチ
リビングと寝室にあります。このスイッチ、ONにしても何も起こりません。
きっと昔は電灯でもあったのだろうと思います。

2.電気の来ないコンセント

これもリビングと寝室に。なぜか上のコンセントには、電気が来ていません。
同じ例は、ジムのコンセントにも見られます。

3.閉まらないドア

寝室と、玄関先のクローゼットが当てはまります。
この国は、住人が変わると、汚れや傷をペンキで消す習慣があるようです。
つまり、ペンキの厚みでドアが閉まらなくなったのですね。
同じ原因で、The Courtsの窓は開かなくなっていました。

4.止まらないお湯

バスタブについているお湯の蛇口、いくら閉めてもちょろちょろ・・・
オーナーいわく、修理しても直らなかったのだそうです。
お湯がすぐ出るのは助かりますが、もったいないなあと思っています。

5.謎の通気孔
コンロの横の壁にあります。換気扇かと思いきや、ただ開いたり閉まったりするだけ。
冬場のセントラルヒーティングの出口?と予想していますが・・・
ちなみに、換気扇はありません。これも不思議の一つ。
6.ちょっと使いにくい扉

台所の収納扉です。
一番左の扉、左ではなくて、右開きだったら、もっと使いやすいのに・・・

7.危うげな水道管

バスルームにむき出しの水道管。ペンキが剥がれて、さびが見えています・・・
そこから水がプシュー、なんて恐ろしい想像をすることも。
8.謎の扉

洗面台の後ろに、わずかに見えている扉らしきもの。あれ、一体何が?
9.はずれかけの火災報知器

寝室のドアの上のものです。
一度、オーブンを使っていた時に、鳴ったことがあるので、作動はするようです。
直せそうですが、身長が足りません。
多分、こういう小さいことを、いちいち気にしているようでは、この国では暮らしていけないのでしょうね。
つまらないことを気にしないのは、良い時もあり、悪い時もあり・・・

平成19年8月30日木曜日

図書館

日本では大学図書館で働いていたので、こちらの図書館にも興味がありました。
というわけで、大学図書館と、公共図書館の情報を少し。
【UPenn Libraries】
UPennには、中央図書館(Van Pelt Library)の他に、各学科・Schoolごとに図書館を持っているようです。(某大学と似ています・・・)
それぞれの開館時間などは、ホームページで確認できます。
全体のオンライン目録は、Franklin Catalogという名前です。

Van Pelt Libraryで、Spouseカードを見せたところ、
「夫と一緒に登録(住所登録みたいでした)をすれば、貸出もできるよ。」
とのことだったので、早速ついてきてもらいました。
(彼自身は、本を読むという習慣はなく、必要な論文もしぶしぶ読む人。図書館とはあまり縁はありません。)
利用規則を尋ねると、冊数制限はなく、1ヶ月くらいの貸出期間でした。
職員の家族に対してこのサービスの良さ。
日本では、まだこういう大学は少ないのでは、と思います。
このVan Pelt Libraryは、地下1階から地上6階までの、大きな建物です。
ところどころ、○○先生記念のような、豪華な閲覧席があります。
1階の展示スペースでは、テーマにそった古い蔵書を展示しています。

UPennには、東アジア研究の学科もあるので、日本語の本も多く所蔵しています。
主要な文学作品や、思想、歴史などなど。
日本の本が恋しくなったら、ここで借りようと思います。
残念ながら、英語の読解に時間がかかるので、他に借りれる本と言えば、料理本や美術作品集くらいですが・・・
Van Pelt Libraryのすぐそばに、Fine Art Libraryという美術系の図書館があります。
古い建物で、赤茶色の石造りです。
ここも入れるのかな、とおそるおそるドアをくぐってみました。
内装は昔からあまり変えていないのか、とても趣があります。
なんだか、タイムスリップしたような気分にすらなりました。
入ってすぐのギャラリーで、美術作品を展示しています。
ただ、書庫はやはり殺風景でした。
2階部分が変わった構造です。

【Free Libraries】
フィラデルフィアにはあちこちに公共図書館があります。
住所が落ち着いたところで、早速登録。
登録には、パスポートと、住所を証明できるもの(アパートの契約書、免許証、など)が必要でした。
カードはその場で作ってもらえます。
Free Libarayのホームページからも、カードの申込みができます。
2週間後くらいに、カードが郵送されるので、身分証明書と、住所証明を持って図書館に行けばよいそうです。
カードは、すべてのFree Libraryで使えます。
幸い、中央館が近くにあるので、良く利用します。
ここでも図書は貸出冊数制限はなく、期間は3週間です。
期間の更新も窓口やオンラインで可能です。
ビデオ、DVD、CDも借りれますが、これらは1人5つまでで、DVDとビデオの期間は1週間だそうです。
他のブランチからの取り寄せもできるそうです。
中央館では、主題や資料の形態によって、配置されている部屋が違います。
(例えば、Music, Education, Literarute, History&Science, Mapなど。)
貸出・返却は1階のPopularのところで手続きします。
図書館から出るときには、ゲートでガードマンに、その日借りた分をレシートとともに提示します。

こちらでは、古くなった資料を、格安で販売することができるそうです。
各図書館に、セールコーナーがあります。
中央館では、すぐ北にBook Conerという古本屋があるほか、図書館の4階でも販売しています。
初めは定価の何割かの価格で、期間が経つにつれ、1ドル、50セント、25セント、と安くなり、最終的には無料になります。
こういうシステムが、日本にもあればなあ、といつも思います。
廃棄するのは、やっぱりしのびないもの。

(Fine Art Library)
(Free Library Center Library)


リンク




平成19年8月29日水曜日

独立記念日

古い話で申し訳ありません。
去る7月4日は、独立記念日でした。
フィラデルフィアでも1週間ほど前から、様々なイベントが開催されました。
イベント情報=http://www.americasbirthday.com/

あちこち行こうと思っていたのですが、用事ができたり、めんどくさかったりで結局2、3箇所見ただけで終わりました・・・
良かったのは、Philadelphia Museum of Artの前で、3日に行われたサルサのイベント。
屋台や、スポンサーなどのブースが立ち並び、ステージでは様々なグループがラテン音楽を演奏していました。
それを見ていた人たちも、適当に相手を見つけて次々にダンスを始めました。
ラテン系の人は、皆サルサが踊れるのかしらと思うほど。
皆さん上手で、大盛り上がり。
残念ながら私は盆踊りしかできないので、ちょっと体を揺するくらいでしたが。

4日当日は、パレードが近くを通るので、見に行きました。
ちょっと遅れてしまったので、全部は見れませんでした。
事前に登録した団体が、思い思いの衣装や山車で、踊ったり、音楽を演奏しながらのパレードでした。
その後、夜遅くまでコンサートと花火があったのですが、あいにく雨足が強くなってしまいました。
テレビで中継を見ていても、ステージの上までびしょぬれ。
次第に観客も減っていき、1時間ほど延期された花火が上るころには、誰もいない状態でした。




平成19年8月28日火曜日

中華街

昨日は中華街へ行きました。
場所は東西が11thから9thくらい、南北はArchからRaceくらいが賑わっています。
このあたりは、まるで中国!という感じです。

日本のお菓子や調味料も、わりと安く手に入ります。
パン屋も何件かあり、菓子パンは60セント前後です。
やわらかい生地で、懐かしい味がします。

八百屋やスーパーも数件あるので、値段をチェックしてから買ったりしています。
調味料やお茶も充実していて、ついつい長居してしまいます。
普通の米はもちろん、もち米、黒米、雑穀、小豆、緑豆、大豆も買えます。
昆布や干しシイタケも。

肉類は他のスーパーと比べて、脂肪が少なく、値段も安いです。
豚肉が骨なしなのも嬉しいところ。
ポンド単位でも、切れ単位でも売ってもらえます。
ただ、部位は中国語なので、どこの肉なのか、いまいちわからないことも。
亜州超級市場(11th&Race地下)と恒發肉食食品市場(10th&Cherry)が気に入っています。
前者は食器から生鮮食品まで扱うスーパーで、後者は他に八百屋と魚屋があります。

魚介類も安いのですが、名前は中国語なので、やっぱりよくわかりません。
タラと鮭、マグロくらいは判別できますけれど・・・
丸ごと売りが多く、その場でさばいてもらえます。
スッポンやうなぎ(らしきもの)、食用カエルも生きたまま売っています。
スッポンは、咬まれないよう、トングを使って取っていました。
面白かったのは、カエル。
重さを量ろうと、店員さんがカエルを袋に入れて、量りにのせたのですが、カエルが動いてなかなか量れないでいました。
(私が買ったのではありませんよ。中国人らしき女性が買っていました。)

ところで、フィラデルフィアの魚介類はどこで買っても、あまりおいしくありません。
生臭さが強く、魚本来の味がしないように感じました。
なので最近は買っていないのです。

他には、お粥や麺などの軽食店、アジア雑貨店、本屋、台所用品店などなど。
携帯電話の店や、Dollar Shop、旅行会社も。
中華街からニューヨーク、ワシントンDC行きのバスも出ています。
(先月だったか、ある会社のバスが事故を起こしましたが・・・)

(10th&Archにある門)

リンク
*China town=http://www.phillychinatown.com/

平成19年8月27日月曜日

我が家公開

お恥ずかしながら。

こんなところで暮らしています。


リビングです。この家具のなさときたら・・・
掃除は楽ちんですよ。

敷物は近所のThrift shopにて2枚で3.5ドルくらい。


キッチンです。リビングの一角にあります。
流しがもう少し広ければいいのですけど。
こちらでは、コンロは4口が基本のようです。
常に種火をつけておく、というおそろしい構造。
(つけておかないと、火がつきませんし、種火用のガスの臭いがします。)
オーブンは、鳥の丸焼きも楽々、な広さです。
収納も充実していますが、一番上の棚は手が届きません。


寝室。やっぱり家具がない・・・
クローゼットもついています。
ここと、バスルームに洗濯物を無理やり干しています。




他に玄関付近と、キッチンの横にクローゼットがあります。
ごちゃごちゃなので、お見せできません・・・

地理的なこと

最近になって、蝉がなき始めました。
北米には蝉はあまりいないと聞いていたのですが、公園などにいるようです。
日本の蝉とはなき声が違います。

今日は地理的な説明を少し。
フィラデルフィアはペンシルバニア州の南東端にあります。
デラウェア川を渡ると、隣のニュージャージー州になります。
アメリカの中では最も古い町のひとつです。

道路は京都同様、碁盤の目が基本です。
南北の通りは、最も東がFront Street、西に向かって2nd, 3rd, 4th・・・と番号がついています。
14thは、Broad Streetという名前で、ここにCity Hallがあります。
東西の通りは、それぞれ名前がついています。
住所は「番地+面している通り」なので、わかりやすいです。
南北の通りに面している場合、番地はCity Hallが基準で、そこより北はN.、南ならS.とついています。
(例:City Hallのすぐ南のビルは1 S. Broad St.)
東西の通りに面している場合、番地が大きいほど西になります。
(例:3420 Walnut St.ならWalnut St.と34th St. の角のちょっと西)

Center City地区の西に、Schuylkill川をはさんで、University City地区があります。
主な橋は、北からMarket, Chestnut, Walnut, Southです。

多くの道路は一方通行です。
自転車は車道が基本のようで、専用レーンがある道路もあります。
ただ、歩道を走っていても咎められたことはありません。
こちらの人は、皆すごいスピードで自転車に乗っています。
私は怖いので、ちんたら走っていますが・・・

治安は、西部、南部、北部は良くないそうです。
ただ、通りによっても雰囲気が違います。
泊まっていたホテルは、48thのPineよりも南でしたが、近所にはきれいな家が多く、問題ありませんでした。
逆にMarketやChestnut通りは、40thよりも西に行くと、ちょっと殺伐とした感じになります。
一本南のWalnutなら、45thあたりでも嫌な感じはしません。
50thくらいから、電車が高架になりますが、このあたりからスラムになるようです。
街中でも、狭い路地などにはあまり立ち入らないのが無難です。

リンク
*Wikipedia=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2#.E9.81.93.E8.B7.AF

平成19年8月26日日曜日

度量衡

こちらに来て、各度量衡が日本と違うのに戸惑いました。
最近は、重さならなんとか勘がつかめるようになりましたが、長さや面積、速度になるとさっぱり。

アメリカでは、ヤード・ポンド法を使っているそうです。
英国ともちょっと違うそうで・・・

1 pound(lb.)=約453.6 g
1 ounce(oz.)=約29.57 ml
1 gallon(gal.)=約3.7854 l
1 inch(in.)=約2.54 cm
1 foot(ft.)=約30.48 cm
1 yard(yd.)=約91.44 cm=3 feet

温度は華氏(°F)です。

F=9/5C+32
C=5/9(F-32)

オーブンは375°Fで大体180~190℃です。

リンク
*Boise on the Web (度量衡の計算ができます)=http://homepage1.nifty.com/boiseweb/tools/

スーパー情報1

今日はよく行くスーパーの紹介第1弾。
University Cityのお店です。

【FreshGrocer】
場所:40th&Walnut Street 北西角
営業時間:24時間
駐車場あり、駐輪スペースあり

大きなスーパーで、店内もきれいです。
生鮮食品からトイレットペーパー、掃除用品など品揃えも豊富。
カード会員になると、特別割引もあります。
(レジの店員さんによっては、カードがなくても割り引いてもらえます。)
カードはレジ横のカウンターで即時発行。
全般的にそう安くはありませんが(イオン、イズミヤくらいの値段)、週間特売品はお得なものが多いです。
店頭の広告やWebでチェックできます。
冷凍食品は底値に近いです。
パンは見切り品99セントから、午前中はお惣菜やサンドイッチも見切り価格です。

【Supreme Food Market】
場所:43rd&Walnut Street 北西角
営業時間:(月-土)7:00~24:00、(日)7:00~22:00
駐車場あり、駐輪スペースあり(ただし、2台分ほど)

FreshGrocerと同じく大きくて、きれいなスーパーです。
品揃えもやはり豊富。
FreshGrocerよりも、ちょっと安い場合が多いですが、冷凍食品やチーズは高めです。
南米系食材が充実しています。
同じく、週間特売品もあります。
店頭のチラシでチェック。
カードやWebはありません。

【International Food & Spices】
場所:42nd&Walnut Street 北側、セブンイレブンの隣
営業時間:(月・水-金・日)11:00~20:00、(土)10:30~20:00 火曜定休日

インド、中東の食材が揃っています。
インドのブランド米、各種豆類、各種粉類、スパイス、調味料などなど。
デリやお菓子もあります。
ここのカレー粉はおいしいです。
ホールスパイスミックスや、石臼もあるので、家でカレー粉から調合することも可です。
シャンプーや石鹸も置いてあります。
スキンケア・ヘアケア用ハーブの粉(アムラ、ニーム、へナなど、100g2ドルから)は、調子が良いです。

【Makkah Market】
場所:43rd&Walnut Street 北西角から2軒目
営業時間:24時間(と看板には書かれています)

中東食材と雑貨のお店。
スパイス、調味料、お菓子、パン、米、豆などなど。
生コーヒー豆や、米、豆類は量り売りもあります。
日本米と良く似たお米もあって、2ポンド1.5ドルから。
イートインコーナーもあります。
2階は雑貨や洋服など。
ここのピタパン(6枚59セントから)がおいしくて、よく買います。
ばら売りの駄菓子も、ちょっと食べたいときに嬉しい。

【露店の八百屋】
場所:44th Street WalnutとChesnutの間
営業時間:不明。土曜日もやっています。

車道半分と歩道に堂々と店開きしている、トラック八百屋。
袋入りは大体1袋1ドル、他のものは値段を聞いています。
季節にもよると思いますが、大きいナス(日本のものの4倍くらい!)2つで1ドル、かぼちゃ1つ1ドル、ズッキーニ2本1ドル、マンゴー2つで1ドル、パパイヤ1つ3ドルなど。
人参は2ポンド1ドルで底値です。
午前中はまだ品が揃っていないことが多く、昼過ぎに行くのが良いです。
その日によって品物も変わります。
時々、面白い野菜をみかけることも。
ただ、「これ何?」と聞いても「名前は知らねえ」と言われることが度々。
店員さんはスペイン系かアフリカ系で、お客さんとスペイン語で談笑していたり。
フレンドリーな八百屋さんです。

リンク
*FreshGrocer=http://www.thefreshgrocer.com/Store/StoreHome.aspx

平成19年8月25日土曜日

銀行、家賃

一気に気温が上り、今日は35度近いです。
おまけに湿度が高い。久しぶりにしんどいです。

昨日は家賃を払いました。
我が家は1ベッドルーム(寝室+リビング+キッチン+バス)で、光熱費(Utility)込みで1375ドルです。
敷金(Seculity Deposit)が別途、契約時に1375ドル(家賃1か月分)かかりました。
何もなければ戻ってくるそうですが、期待はしていません。
立地を考えると、好条件なのですが、やっぱりちょっと高いです。

このアパートは、日本で言う分譲マンションで、個人もちの部屋もあれば、不動産会社もちで、賃貸している部屋もあります。
我々は、後者を借りているので、家賃は不動産会社に小切手を送ります。
アメリカの郵便はいまいち信用できないのですが、今のところきちんと届いています。
(同じ州内なので、それくらい届けて欲しいものですが、誤配は多いようです。)

こちらでは、何かと小切手を使うことが多いので、Serving Acount(普通預金)とChecking Acount(当座預金)を作る必要があります。
口座を開くには、パスポートともう1つ写真つきのIDが必要です。
UPennの場合、職員や学生の配偶者でもSpouse Cardを発行してもらえます。
UPennカードと同じオフィスで、手数料15ドル払うと即時発行されます。
うちでは、二人で1つの口座を使えるように設定してもらいました。
ただ、この手続きには、二人で銀行の窓口に行かないといけません。
Serving AcountとChecking Acountの違いがよくわからず、結局同じ手続きを2回することになってしまいました。

当然ですが、口座を開くには住所と電話が必要です。
ですが、家を借りる際にも銀行口座が求められるという堂々巡り。
訳を話せば、理解してもらえ、口座を作ったら伝えることで契約させてもらえました。
電話は、プリペイド式携帯(機能はかなりショボイですが)なら、連絡先が一切なくても買うことができます。
Radio Shackなどで20ドルくらいからあります。

そして、こちらでは通帳がありません。
それらしきノートはもらえますが、単なるメモで自分で書くようです。
残高や取引の記録はWebで確認できます。
口座を開く際や、入金、引き出しなどで手数料をとられたことはありません。

小切手の換金を1度だけしたことがあります。
口座のある銀行へ行き、パスポートと、銀行のカードを提出しました。

平成19年8月24日金曜日

ボランティア

生活にも大体慣れて、何か始めたいなあと思い、UPenn Museumのボランティアに応募しました。
書類を出してから、しばらく連絡がなかったので、諦めかけていた時、電話がありました。
6月の初めのことです。
早速、インタビューに行き、詳細を聞きました。
UPenn Museumでは、9月に展示の一部を日本の物に変えるので、その手伝いをしないかということでした。
それまでは、簡単な事務仕事の手伝いもしてもらえれば、とのこと。
その場でやります!と言い、次の週から、週2回ほど通っています。
コピー取りや、書類作り、小学校に寄贈する本のラベル貼りなど、雑用ですがいい刺激になります。
7-8月は子供向けのサマーキャンプを開いていたので、その手伝いもできました。
工作に使う材料を準備したり、その日の工作の見本を作ったり、子供たちの作業を手伝ったり、なかなか楽しいものでした。
これから、展示の手伝いもできるかな、と期待していますが、できるかどうかはわかりません。

もう少し出かける用事を増やしたくて、公共図書館にもボランティアの応募をしました。
でも、今のところ人では足りているとのお返事。
こちらでは図書館の地位が高く、職員は図書館学の修士が必須ですし、大学では各分野の博士号を持つ人が図書館員になるのも当たり前という状況です。
ですので、ボランティアと言えど、かなりの専門性を持った人がすでに活躍してるんだろうと思います。
一応、いつでも何かできることがあったら連絡ください、と伝えておきました。
図書館主催のカルチャースクールで書道教室をしないか、との話もでたのですが、
図書館の予算不足から、カルチャースクールの運営が難しくなったそうで、これも立ち消えしてしまいました。
他に何かないかなあ、と考え中です。

リンク
*University of Pennsylvania Museum=http://www.museum.upenn.edu/
*Free Library of Philadelphia=http://www.library.phila.gov/

家具を買う

引き続き、思い出話。

家が決まって、次はとりあえず、寝床の確保。
幸い、今の部屋は、人が変わるたびにカーペットも新しくなります。
やっぱり、部屋の中は靴なしで過ごしたいので、ありがたいです。
また"craigslist"で、近所でベッドを出品している人がいないか探しました。
5月の末に学年が終わるので、ちょうど引っ越しシーズン。
運良く、2ブロックほどの所で、ベッドを売っている人を見つけました。
UPennの経営学修士(Wharton)に通っていた、体格の良いアジア系のお兄さんです。
メールや電話で連絡を取り、お部屋にお邪魔して現物を見せてもらい、購入。
運ぶのを手伝ってもらった上、値段もまけてもらいました。

先の住人から、小さいテーブルと、テレビ台、レンジ、ランプを譲ってもらいました。
テレビは夫の知人関係から安く譲ってもらい、掃除機は"craigslist"で、感じの良いお姉さんから買いました。
タンスがあれば、と思って"craigslist"を検索すると、ちょうど1ブロック先で売っている人を発見。
インド系のお兄さんで、車があるからと、運んでくれました。

と、最低限揃ったので、あとは面倒になって、家具は増えていません・・・
ソファが欲しいなあと思いつつも、まあ、床に座ればいいかと。
腰にはあまり良くありませんけれど。

ところで、"craigslist"は、フィラデルフィアではかなり周知されているようです。
他にも自転車や、電化製品、ガーデンツール、おもちゃなどなどが出品されています。
ガレージセールの書き込みもあるので、時々チェックすると掘り出し物にあたったり。
誰でも出品できるようなので、帰国の時には我々も、と思っています。
セールだけではなく、ボランティアや各教室のお知らせなども掲載されています。

平成19年8月23日木曜日

ホテル

5日ぶりに晴れ間が戻りました。
気温もちょうど良く、すごしやすい一日です。

昨日と話が前後しますが、到着当時泊まっていたホテルの思い出話。
その名もThe CastleというB&Bで、持ち主が使っていない2階、3階を貸しているところです。

不安と期待と、荷物をかかえての長旅後、出迎えてくださったのは、親切なマダムと2匹の猫でした。
名前の通り、概観は小さなお城のようで、内装はビクトリア朝風です。
オーナー夫妻が猫好きのようで、いたるところに猫の飾り物がありました。
コンチネンタル式の朝食付きで、そのスコーンが特においしかったです。
初めは1週間の滞在予定でしたが、アパート探しに時間がかかり、結局10日ほどお世話になりました。


そこにいた頃は、まだ時差ぼけが抜けず、朝5時、6時に目が覚めてしまい、朝ごはんの後、大学で手続きをしたり、部屋探しをしたりと歩き回りました。
冷蔵庫を使うことができたので、スーパー(Freshgrocer)で冷凍野菜やハムを買って、牛乳とコンソメとともにレンジで温めて、夕飯にしていました。
猫足のかわいらしいバスタブで洗濯し、部屋のあちこちに干したり、マダムのインテリアセンスを台無しにするような事ばかりしていました。
すっかり自分の家のようにくつろげたのも、オーナー夫妻のおかげだと思っています。
帰国の際には、もう一度御礼を言いに行ければいいなあ。
写真は玄関と共有のサンルームです。



リンク

平成19年8月22日水曜日

家探しのこと

ここに到着して、最初の難関はアパート探しでした。
土地勘なし、英語力不足、今考えるとよくやったなあ。
日本にいるうちに物件を探すことも可能でしたが、周囲の雰囲気は実際見てみないとわからないので、結果としては、こちらに来てから探して正解だったと思います。

夫はUniversity of Pennsylvania(UPennと略すそうで)に通勤なので、通うのが楽で、かつ治安の良い(と言われている)所を、と思い、Center City地区で探そうということになりました。
UPennのOff-campus livingに相談しましたが、話があまり通じず、自分達で探すことに。
初めは、片端からアパートのオフィスを訪ねていましたが、4月は学年の途中ということもあり、空き部屋はなかなか見つかりませんでした。
まれに空き部屋があって、見学させてもらえても、家賃が高すぎて諦めました。
その上、「アポイントを取ってから来い」と門前払いされたり、アポイントを取ろうと電話をしても、いたずらだと間違われ、電話を切られてしまったり。

場所を変えて、University City地区で探しても、状況は変わりませんでした。
郊外の人気アパートにも行きましたが、地下鉄の乗り換えがあまり便利ではないし、途中治安の良くない所を通過するのが心配で、やめにしました。
その時、International Houseで、"craigslist"という掲示板に、住宅情報があると教えていただき、これを使って探すことにしました。
(International Houseは、アパートメントタイプの部屋は数年先まで空きはなく、シングルルームは大学関係者のみのため、私には入居資格がないとのことでした。)
何件か予算内で、都合の良い物件の持ち主に連絡をとり、ようやく契約できたのが今の部屋です。
(連絡を取っている間も、ホテルのワイヤレスが突然つながらなくなり、やきもきしました。)
前の住人も日本人で、家具なども格安で譲っていただくことができました。
ただ、問題は入居は5月25日以降とのこと。
その間、一体どこに身を置くのか。
再び"craigslist"で短期契約の物件を探しました。

こちらでは、サマースクールなどで、長期に家を空ける間、他の人に又貸しすること(sublet)が当たり前のように行われています。(実際は契約違反にもなるのかも知れませんが)
それを利用できないかと思ったのですが、我々は二人で、5月のみということもあり、うまくいきませんでした。
最終的には、Off-campus livingに再び相談し、特別に一ヶ月間借りる交渉をしていただきました。
こうして、無事に住まいを確保するに至りました。
ホテルのマダムもいろいろと気にかけて下さったり、多くの人にお世話になりました。
5月中に住んでいたのは、The Courtsというアパートです。(写真参照)
きれいな中庭が気に入っていました。
小さいジムスペースがあり、いつでも利用可能でした。
オール電化で、洗濯機が各部屋にあり、ネットは無料で使えました。
通常は家賃を入り口のオフィスに払い、電気代のみ電力会社に支払うのだそうです。
我々は家賃+家具+電気代+手数料等で、1600ドルで借りました。



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はじめまして

フィラデルフィアに来て約4ヶ月が経ちました。生活もすっかり落ち着いたところで、ブログを始めました。
見たもの、聞いたこと、食べたもの、などきままにお伝えします。

日曜日(8月19日)より、気温が急に下がり、最高気温20度そこそこの日が続いています。
明日からはまた夏日が戻ってくる予報で、体がおかしくなりそうです。