平成20年5月1日木曜日

荷物到着す

帰国前の3月19日にフィラデルフィアから送った荷物が、4月29日に千葉に届きました。
中身は思い出の物が中心で、Premaさんたちからもらったアクセサリーボックスに、初めのころ掃除機のおまけでもらったIKEAの器、最後に買い込んだ豆・スパイス、お祭りなどでついついもらってしまったグッズなど。
壊れ物もありましたが、すべて無事でした。

アメリカの郵便局では、日本に向けた個人向けの船便がなくなってしまったそうです。
今も続いてるのは、商業用だけのようです。
フィラデルフィアの郊外に日通の支店があり、そこで船便を頼むことができます。
縦×横×高さの合計が150cm以下で、重さが30kgまでなら、1箱100ドルです。
保険をかけることもできます。
実際は夫がやったのですが、メールで申込みができ、集荷に来てもらえます。
うちに来たのは、日本人スタッフと、現地スタッフでした。

平成20年4月23日水曜日

Tax return

久しぶりの投稿です。


アメリカでは、毎年1月から12月までについて、確定申告をします。
国に払う連邦税のほかに、州とか市に払うものもあって、それぞれ書類を出します。
これがまた、とにかくややこしい…
税理士さんのような専門家が多いのが納得できます。

とりかかったのは、2月の終わりで、3月7日に郵送しました。
政府のホームページから、必要な書式と記入方法をプリントアウトし、読んではみたものの、すぐには理解できませんでした。
幸い、UPennでは職員や学生向けに、連邦税のTax Return書類作成ソフトを提供しています。
夫がやってくれましたが、必要事項を記入すると、自動的に書類が作れて、あとは印刷するだけという便利なものでした。
州や市の税に関しては、自分で書かないといけませんが、こちらはあまり申告事項がないので、大丈夫でした。

で、その結果、結構な額が返ってきました。
アメリカの郵便にしては珍しく、早々と千葉まで小切手が転送されてきて、少し驚いたくらい。
J1ビザで滞在して、給料をもらっている人の場合、免税になるかどうかは、雇用条件などで変わるそうです。
同じポスドクでも、免税にならない場合もあるのだとか…

リンク
*アメリカ政府の税金関係ページ=http://www.usa.gov/Citizen/Topics/Money/Taxes.shtml
*Pennsylvania州の税金関係ページ=http://www.taxsites.com/states/pennsylvania.html

平成20年3月28日金曜日

日本に到着

24日の9時にアパートを発ち、道中無事に日本に着きました。

フィラデルフィア空港では、手荷物検査で夫の荷物がひっかかり、中身を丹念にチェックされました。
疑われたのは、なんとFig cake。
搭乗しようとチケットを渡すと、「席が変更になりました」とのこと。
どういうわけかわかりませんが、ファーストクラスに座れることになって、二人ではしゃぎ気味。
エコノミークラスよりも、座席が1.5倍くらい広くて、フットレストも着いていました。
飲み物をお願いすると、紅茶が陶器のカップで出てくるし、おやつもいろいろ選べて、やっぱりファーストクラスは違うなあ、と。
できれば、デトロイトからの便で良い席に座りたかったのですが。

なんだか長い夢から覚めたような感じです。
とりあえず、しばらくは生活のセットアップになりそう。

平成20年3月23日日曜日

帰国

明日(こちらの3月24日)に帰国します。 
フィラデルフィアからの書き込みはこれで最後になりそうです。
日本でネットが使えるようになるまで、ブログはお休みします。

Purple Potato


ここの国のじゃがいもは、安くておいしい。
White Potatoは男爵みたいな感じで、大きめ。
皮が少し厚いように思います。
特売の時には、5ポンドで1ドル。

赤い皮のが、Russet Potatoで、これは私のお気に入りです。
少し小ぶりで、皮が薄くて、そのまま焼いても気になりません。
Whiteより通常少し高めですが、いつもの露店だと同じ値段で、2、3ポンドくらいで1ドル。
イタリアンマーケットでも同じくらいです。

そして、気になっていたのがPurple Potato。
皮も中も青紫です。
チップスになっているのは食べたことがありますが、生は初めて買いました。
豚肉とインゲンと一緒に煮てみましたが、選んだものが良くなかったのか、少し水っぽくて、あんまりおいしくありませんでした…
もっといい食べ方があったのかも。
でも、これでポテトサラダとか、ポタージュを作ったら、ちょっと見た目が気持ち悪いかなあ。

Easter Sunday


今日はイースターです。
街はしんとしていて、お店も休みだったり、営業時間短縮だったり。
最後の英会話では、この行事の話題でした。

毎年「春分の日の後の最初の満月の後の最初の日曜日」だそうで、今年は1ヶ月くらい早いみたい。
聖書ではその前の金曜日にイエスが処刑され、イースターの日に復活したということになっているそうです。
でも、「イースター」という名前は聖書由来ではなく、「Passover」と呼ばれることもあるのだとか。

春の訪れを祝う意味もあるので、店先には、春にちなんだデザインのものなどが並んでいます。
ウサギや玉子の形のお菓子もたくさん。
玉子型のジェリービンズもよく売っていますが、実はレーガン元大統領の好物で、彼のご時世くらいから、イースターによく出回るようになったそうです。
写真のは夫が買ってきてくれたteuscherのチョコレート。
かわいらしいですが、ひとおもいに食べてしまいました。

玉子はいろいろな文化で、命のシンボル。
ウサギは春のシンボルであり、穴を掘るのでイエスの埋葬を連想させるのだとか。
こどもたちは、前もって隠してある色や絵を描いた玉子を探す遊びをするそうですが、これは命(特にイエスの?)を探すという意味もあるようです。
イースターの典型的料理はラムだそうです。
ラムは高価なので、ハムやブタのももで代用することも多いらしく、スーパーでは恒例の特売。

平成20年3月22日土曜日

中東の味


昨日、Makkah Market(42th&Walnut St.)で、お昼を食べました。
この店では、中東の食品や衣服、雑貨などを扱っていて、デリコーナーとテーブル席もあります。
テーブル席では、いつも中東のテレビ番組がついています。
店員さんもお客さんも中東系の人が多いです。


何かおかずのセットもいいかなと思いましたが、手軽なサンドイッチを試しました。
本当は、grape leave sandwich(ブドウの葉のサンドイッチ?)が気になっていたので、食べてみたかったのですが、今日はないとのこと。
なので、ファラフェルサンドイッチにしました。
日本でも最近人気のようですが、ファラフェルとは、ヒヨコ豆をゆでてつぶしたものに、クミンなどのスパイスを混ぜてあげたもの。

私の顔を覚えてくれている店員さんが、作ってくれました。
ピタパンの上に、Humus(ヒヨコ豆、練りゴマ、レモン、オリーブオイルでつくったペースト)を塗って、軽く温めたファラフェルを3つ、トマト、レタス、キュウリ、ピクルスを加え、マヨネーズとホットソースを少しかけ、くるくる丸めてできあがり。
ホットソースは好みで量を変えてくれます。
ファラフェルの味付けがちょうど良くて、おいしかったです。
食べているうちに、具や汁がこぼれてしまうのが難点ですが。


もう一つ名前のわからないデザート(写真の右)を食べました。
ビーフンか細いパスタのような麺をシロップで煮て、それにアーモンドを砂糖でからめたものを巻き、オーブンで焼いたっぽい食べ物でした。
プールの後だったので、わりとおいしかったですが、普通の時だと少し甘すぎるかも。

Di Bruno Bros.ランチ

朝からドタバタと片付け。
掃除機を昼過ぎに買いに人が来る予定だったので、それまでにと、念入りに掃除機をかけました。
レンジも別の人に売るはずだったのですが、時間が過ぎても来ず、電話をすると「もういらない」とのこと。
よくあることですが、やっぱりちょっと腹が立ちました。
その後、こまごましたものをThrift Storeに寄付したり。


もう最後だし、ということで、Di Bruno Bros.でランチを食べました。
いつもは1階でチーズの試食か、ちょっと野菜を買うかくらいだったので、2階のカフェは初めて。
自分で好きなものを選ぶ量り売りコーナー(9.99ドル/ポンド)と、サンドイッチやサラダなどをオーダーするコーナーとがあります。


選んだのは、1階で作ってもらうサンドイッチ(写真右)と、2階のピザ半分(写真左)。


サンドイッチは、Manmamia(7.99ドル)という名前で、半分にスライスしたフォカッチャに、トマト、モッツァレラチーズ、パルマハム、バジルペーストがはさまっていました。
注文した後に、パンの表面だけがカリカリになるようにオリーブオイルをかけて焼いてくれます。
具が多いので、見た目よりもボリュームがありました。

ピザはRocculaというので、プロシュート(生ハム)、生Arugula(ちょっとピリっとした味のハーブ)、ゴートチーズ、トリュフがのっています。
これも、注文すると程よく温めてくれます。
ゴートチーズも、あまり臭みがなく、おいしかったです。

どちらも、値段もいいですが、それに見合ったおいしさでした。
チーズを扱うお店だけに、ふんだんにチーズが使われています。

銀行口座を閉じる

昨日はお昼過ぎに夫と待ち合わせて、こちらで作った銀行口座を閉じに行きました。
二人名義なので、一応二人とも行った方がいいかなと。
身分証が要ると聞きましたが、実際は銀行のカードだけで大丈夫でした。

対応してくれたのは、派手な色合いのストライプのシャツに、これまた鮮やかなネクタイを締めたお兄さん。
残高を小切手でもらうのと、日本の銀行に送金するのと、どっちが安いか尋ねると、多分小切手の方が安いとのことで、そうしてもらいました。
(日本の銀行への送金手数料は$40/$400?二人で聞こえた値段が違ったのです。とほほ…)
閉じる前に、少しお金をおろさせてもらったので、システム上口座がなくなるのは、月曜日だそうです。
ATMを使ったりすると、24営業時間は口座が閉じられないようです。
こちらでは、土日もやっている銀行の支店がありますが、基本的に営業時間は平日ということなのだと思います。

小切手ができあがり、なくしたらどうなるのかと尋ねると、再発行することはやっかいだし、難しいから、絶対になくしちゃだめだよ!

もう使えなくなった銀行のカードですが、記念にもらって帰りました。

平成20年3月21日金曜日

インスタントビスコット

前から気になっていた、焼くだけビスコット缶を試してみました。
アメリカでもこういう横着商品は多いです。


上のような入れ物に生地が入っていて、それを焼くだけというもの。
ビスコット(ケンタッキーで売っているみたいな)は典型的な朝ごはんメニューの一つらしいです。
説明のとおり、入れ物の切り口から外の厚紙をむきましたが、予想とおりうまくいかない。
はさみで切れ込みを入れた瞬間、ポンっと入れ物が弾けました。
確かにpopすると書いてあるけど、結構びっくり。


中の生地はすでに分割されているので、適当に並べて焼きます。
ポンの衝撃で、形が少々崩れてしまいましたが、まあ気にせず。
400°Fで9-12分とのこと。

他の事をしている間に、焦げてしまいました…
結構すぐに焼けるので、気をつけないといけないみたい。
塩味がきいていて、パンとスコーンを足して2で割ったような感じ。
これにスープをつけて朝ごはんにしました。