平成20年3月28日金曜日

日本に到着

24日の9時にアパートを発ち、道中無事に日本に着きました。

フィラデルフィア空港では、手荷物検査で夫の荷物がひっかかり、中身を丹念にチェックされました。
疑われたのは、なんとFig cake。
搭乗しようとチケットを渡すと、「席が変更になりました」とのこと。
どういうわけかわかりませんが、ファーストクラスに座れることになって、二人ではしゃぎ気味。
エコノミークラスよりも、座席が1.5倍くらい広くて、フットレストも着いていました。
飲み物をお願いすると、紅茶が陶器のカップで出てくるし、おやつもいろいろ選べて、やっぱりファーストクラスは違うなあ、と。
できれば、デトロイトからの便で良い席に座りたかったのですが。

なんだか長い夢から覚めたような感じです。
とりあえず、しばらくは生活のセットアップになりそう。

平成20年3月23日日曜日

帰国

明日(こちらの3月24日)に帰国します。 
フィラデルフィアからの書き込みはこれで最後になりそうです。
日本でネットが使えるようになるまで、ブログはお休みします。

Purple Potato


ここの国のじゃがいもは、安くておいしい。
White Potatoは男爵みたいな感じで、大きめ。
皮が少し厚いように思います。
特売の時には、5ポンドで1ドル。

赤い皮のが、Russet Potatoで、これは私のお気に入りです。
少し小ぶりで、皮が薄くて、そのまま焼いても気になりません。
Whiteより通常少し高めですが、いつもの露店だと同じ値段で、2、3ポンドくらいで1ドル。
イタリアンマーケットでも同じくらいです。

そして、気になっていたのがPurple Potato。
皮も中も青紫です。
チップスになっているのは食べたことがありますが、生は初めて買いました。
豚肉とインゲンと一緒に煮てみましたが、選んだものが良くなかったのか、少し水っぽくて、あんまりおいしくありませんでした…
もっといい食べ方があったのかも。
でも、これでポテトサラダとか、ポタージュを作ったら、ちょっと見た目が気持ち悪いかなあ。

Easter Sunday


今日はイースターです。
街はしんとしていて、お店も休みだったり、営業時間短縮だったり。
最後の英会話では、この行事の話題でした。

毎年「春分の日の後の最初の満月の後の最初の日曜日」だそうで、今年は1ヶ月くらい早いみたい。
聖書ではその前の金曜日にイエスが処刑され、イースターの日に復活したということになっているそうです。
でも、「イースター」という名前は聖書由来ではなく、「Passover」と呼ばれることもあるのだとか。

春の訪れを祝う意味もあるので、店先には、春にちなんだデザインのものなどが並んでいます。
ウサギや玉子の形のお菓子もたくさん。
玉子型のジェリービンズもよく売っていますが、実はレーガン元大統領の好物で、彼のご時世くらいから、イースターによく出回るようになったそうです。
写真のは夫が買ってきてくれたteuscherのチョコレート。
かわいらしいですが、ひとおもいに食べてしまいました。

玉子はいろいろな文化で、命のシンボル。
ウサギは春のシンボルであり、穴を掘るのでイエスの埋葬を連想させるのだとか。
こどもたちは、前もって隠してある色や絵を描いた玉子を探す遊びをするそうですが、これは命(特にイエスの?)を探すという意味もあるようです。
イースターの典型的料理はラムだそうです。
ラムは高価なので、ハムやブタのももで代用することも多いらしく、スーパーでは恒例の特売。

平成20年3月22日土曜日

中東の味


昨日、Makkah Market(42th&Walnut St.)で、お昼を食べました。
この店では、中東の食品や衣服、雑貨などを扱っていて、デリコーナーとテーブル席もあります。
テーブル席では、いつも中東のテレビ番組がついています。
店員さんもお客さんも中東系の人が多いです。


何かおかずのセットもいいかなと思いましたが、手軽なサンドイッチを試しました。
本当は、grape leave sandwich(ブドウの葉のサンドイッチ?)が気になっていたので、食べてみたかったのですが、今日はないとのこと。
なので、ファラフェルサンドイッチにしました。
日本でも最近人気のようですが、ファラフェルとは、ヒヨコ豆をゆでてつぶしたものに、クミンなどのスパイスを混ぜてあげたもの。

私の顔を覚えてくれている店員さんが、作ってくれました。
ピタパンの上に、Humus(ヒヨコ豆、練りゴマ、レモン、オリーブオイルでつくったペースト)を塗って、軽く温めたファラフェルを3つ、トマト、レタス、キュウリ、ピクルスを加え、マヨネーズとホットソースを少しかけ、くるくる丸めてできあがり。
ホットソースは好みで量を変えてくれます。
ファラフェルの味付けがちょうど良くて、おいしかったです。
食べているうちに、具や汁がこぼれてしまうのが難点ですが。


もう一つ名前のわからないデザート(写真の右)を食べました。
ビーフンか細いパスタのような麺をシロップで煮て、それにアーモンドを砂糖でからめたものを巻き、オーブンで焼いたっぽい食べ物でした。
プールの後だったので、わりとおいしかったですが、普通の時だと少し甘すぎるかも。

Di Bruno Bros.ランチ

朝からドタバタと片付け。
掃除機を昼過ぎに買いに人が来る予定だったので、それまでにと、念入りに掃除機をかけました。
レンジも別の人に売るはずだったのですが、時間が過ぎても来ず、電話をすると「もういらない」とのこと。
よくあることですが、やっぱりちょっと腹が立ちました。
その後、こまごましたものをThrift Storeに寄付したり。


もう最後だし、ということで、Di Bruno Bros.でランチを食べました。
いつもは1階でチーズの試食か、ちょっと野菜を買うかくらいだったので、2階のカフェは初めて。
自分で好きなものを選ぶ量り売りコーナー(9.99ドル/ポンド)と、サンドイッチやサラダなどをオーダーするコーナーとがあります。


選んだのは、1階で作ってもらうサンドイッチ(写真右)と、2階のピザ半分(写真左)。


サンドイッチは、Manmamia(7.99ドル)という名前で、半分にスライスしたフォカッチャに、トマト、モッツァレラチーズ、パルマハム、バジルペーストがはさまっていました。
注文した後に、パンの表面だけがカリカリになるようにオリーブオイルをかけて焼いてくれます。
具が多いので、見た目よりもボリュームがありました。

ピザはRocculaというので、プロシュート(生ハム)、生Arugula(ちょっとピリっとした味のハーブ)、ゴートチーズ、トリュフがのっています。
これも、注文すると程よく温めてくれます。
ゴートチーズも、あまり臭みがなく、おいしかったです。

どちらも、値段もいいですが、それに見合ったおいしさでした。
チーズを扱うお店だけに、ふんだんにチーズが使われています。

銀行口座を閉じる

昨日はお昼過ぎに夫と待ち合わせて、こちらで作った銀行口座を閉じに行きました。
二人名義なので、一応二人とも行った方がいいかなと。
身分証が要ると聞きましたが、実際は銀行のカードだけで大丈夫でした。

対応してくれたのは、派手な色合いのストライプのシャツに、これまた鮮やかなネクタイを締めたお兄さん。
残高を小切手でもらうのと、日本の銀行に送金するのと、どっちが安いか尋ねると、多分小切手の方が安いとのことで、そうしてもらいました。
(日本の銀行への送金手数料は$40/$400?二人で聞こえた値段が違ったのです。とほほ…)
閉じる前に、少しお金をおろさせてもらったので、システム上口座がなくなるのは、月曜日だそうです。
ATMを使ったりすると、24営業時間は口座が閉じられないようです。
こちらでは、土日もやっている銀行の支店がありますが、基本的に営業時間は平日ということなのだと思います。

小切手ができあがり、なくしたらどうなるのかと尋ねると、再発行することはやっかいだし、難しいから、絶対になくしちゃだめだよ!

もう使えなくなった銀行のカードですが、記念にもらって帰りました。

平成20年3月21日金曜日

インスタントビスコット

前から気になっていた、焼くだけビスコット缶を試してみました。
アメリカでもこういう横着商品は多いです。


上のような入れ物に生地が入っていて、それを焼くだけというもの。
ビスコット(ケンタッキーで売っているみたいな)は典型的な朝ごはんメニューの一つらしいです。
説明のとおり、入れ物の切り口から外の厚紙をむきましたが、予想とおりうまくいかない。
はさみで切れ込みを入れた瞬間、ポンっと入れ物が弾けました。
確かにpopすると書いてあるけど、結構びっくり。


中の生地はすでに分割されているので、適当に並べて焼きます。
ポンの衝撃で、形が少々崩れてしまいましたが、まあ気にせず。
400°Fで9-12分とのこと。

他の事をしている間に、焦げてしまいました…
結構すぐに焼けるので、気をつけないといけないみたい。
塩味がきいていて、パンとスコーンを足して2で割ったような感じ。
これにスープをつけて朝ごはんにしました。

家具の処分

引き続き風が強いです。

昨日は家具の処分の山場でした。
うちのアパートは、特に大型の家具類の出し入れは、平日の8時-4時半までで、荷物用エレベーターと裏口を使う申し出もしなくてはいけません。
越してきた時に、タンスを運び入れようとして止められた覚えがあります…
このルールがかなり不便でした。

2週間ほど前から、craigslistのセールに出品し、写真入のチラシもアパートの掲示板に貼ってみました。
最初は高めの値段設定で、少しずつ下げ、最終的には買ったときの値段とおなじくらいに。
この時期、アメリカでは引越しシーズンではないので、特に大型の家具は買い手がなかなか見つかりませんでした。
ランプとか掃除機、レンジなんかの小物はわりとすぐに決まったし、出発ぎりぎりに引き取りに来てもらうよう交渉もできました。

最初に売れたのは、前に住んでいた方が置いていったデスクチェア。
椅子くらいいいだろうと、夜に持っていってもらったのですが、その時のフロントが厳しいおばさまで、呼び止められましたが、逃げてきました…
その次は、近所に住んでいるBrianと友達のTonyがほろ酔い加減でタンスを取りにきました。
(電話の口調で若い人かと思っていたら、結構なおじさんでした。)
この二人、故意か過失か、現金の持ち合わせがなく、持っている分だけ払ってもらいました。
同じく夜でしたが、フロントが若いお姉さんで私的な電話でのおしゃべりに夢中だったので、その隙に事を終わらせました。

問題はベッド(木製の枠とマットレス)とFuton(ソファベッド様)で、両方とも二人が寝れるサイズなので、さすがにフロントの許可がいります。
そのことを含めて、2日おきくらいに値段も下げて出品。
安くなったせいか、問い合わせも相次ぎ、ベッド無事に売れました。
Futonは、もう日にちもないので、Uhuru Furniture(1220 Spruce)に寄付することにし、引取りに来てもらいました。
あと残っているのはテレビと自転車ですが、こういうのは近所のThrift Shopにも寄付できるので気楽。
もともと家具が少ない部屋が、よりがらんとしました。

*craigslistでの取引について
メールアドレスや電話番号などの個人情報を公開せずに、出品・投稿できます。
(もちろん、公開するのは自由ですが)
一人で何回も出品できますが、同じ内容だと、「もうこの投稿は受け付けています」というようなメッセージがでて、投稿できません。
少し文面をかえたり、出品するものを変えたりという工夫が必要です。

我々も家具を買ったときにやりましたが、買う側は気になるものを出品した人に、片っ端から物についての質問やアポイントメントの連絡を取り付けます。
何股もかけて、その中から、値段や物の状態、デザイン、アポイントメントの都合で選び、手に入れた後は他のところに連絡しないということは当たり前です。
なので、売る時はこちらの条件や都合を伝え、2日くらいしてもその後音沙汰がなければ、脈なしと思うのがよいと思います。

*Uhuru Furnitureについて
1220 Spruce St.
tel:215-546-9616
E-mail:uhurufurniture@aol.com
African People's Education and Defenseというプロジェクトの一環で運営されている、中古家具屋。
不要な家具類は、無料で引き取りに来てもらえます。
ただ、2、3日前に予約が必要とのことで、夫が直接行って予約してくれました。

平成20年3月20日木曜日

衣類の処分

明け方からものすごい風で、台風の時のよう。
風の音で目が覚めてしまいました。

帰国に伴い、衣類を処分しに行きました。
初めは、少しでも換金できれば、と思って古着屋17th&ChestnutのBuffalo Exchangeに。
日曜は12時開店ですが、開店直後に、続々売りに来る人が来ていました。
身分証が必要で、夫がパスポートを取りに帰っている間、品を見てもらいました。
1枚1枚チェックされ、結局どれも買い取れませんとのこと…
同じく売りに来ていたアジア人カップルは、有名ブランド物をたくさん持ってきていましたが、買ってもらえたのはほんの一部でした。
それじゃあ、我が家のものが売れるはずはないな、と納得。
デザインと状態がよぽど良くないと、買取は難しいみたいです。

捨てるのももったいないので、その足で22&MarketのThrift Storeに寄付することにしました。
もとはと言えば、ここで更に半額で買ったものも多かったしなあ…
日曜は閉店なので、裏口のDonation Boxに入れるのですが、入れようとしたら、待ち構えていたホームレスらしきおじさん数人が登場。
男性物の服を物色したいと言うので、じゃあ、後はドネーションしておいて、と渡してきました。
一番必要としている人に渡るので、まあいいかと。
今頃は、夫のTシャツとか着ているかも?いやサイズが合わないか。

平成20年3月19日水曜日

変わり種ヨーグルト


気温は上がりましたが、本格的に雨の一日。
引越し準備に少し疲れてきました…
京都の時より、物が少ないのが幸いですが。

こちらでは、味付きヨーグルトが主です。
Fat Free Milkが材料なのに、砂糖が入っているので結構カロリーが高かったりします。
各社いろんな味のヨーグルトを出していますが、中には変わったものも。
左から順に紹介。

・Cotton Candy:わたあめ味。こちらのわたあめの基本的な味を知らないので、その味を再現できているのかは不明。薄いピンク色で、バニラ+フルーツミックス味という感じでした。

・Coffee:酸っぱめのコーヒープリンという感じ。うーん、これは合っているのか?コーヒーに酸味はちょっと合わないんじゃ…

・Bubble Gum:ヨーグルト味のガムはありますが、その逆でガム味のヨーグルト。Cotton Candyと似ているような、ミックスフルーツっぽい味。

・Key Lime Pie:こちらではおなじみのキーライムパイの中身の味なんだと思います。ちょっと甘すぎでしたが、ライムの香りがほのかにして、わりとおいしい。

・Caramel:キャラメル味。コーヒー同様、あまりヨーグルトの酸味と合ってないと思いました…

・Pina Corada:ラテン風シリーズのピナ・コラーダ味。パイナップルとココナツの香りです。甘さも控えめで、おいしかったです。

・Horchata:オルチャータというのは、ナッツの粉とココア、砂糖、シナモンなどをお湯に溶かして作る飲み物です。一度粉を買いましたが、素朴でなかなかおいしい。このヨーグルトはアーモンドオルチャータ風味らしいですが、味はバニラ+シナモンのヨーグルトでした。

・Mongo:安いせいか、果実は入っていなくて香りだけ。トロピカルフルーツっぽい香りがついていますが、マンゴーってこんなだったかな?という感じ。

追加(写真はありませんが)
・Cocoa:Trader Joe'sで買ったもの。下にどろっとした、チョコレートソースが入っているので、よく混ぜてから食べます。うーん、まずくはないけれど、チョコにこの酸味はあまり合わないかな…

・Maccha:上と同じ店のもの。日本でも抹茶ヨーグルトってあったように思います。ココアよりはおいしいけれど、これならヨーグルトと抹茶は別に食べたい感じ。

平成20年3月18日火曜日

お別れ会


どんよりを雲が厚く、寒い日でした。

いろいろな人たちに、別れを告げる日々です。
昨日は、こちらで知り合った日本人のご夫妻が夕食に招待してくださって、おいしい手料理をいただきながら、おしゃべりしました。
以前お邪魔した時もでしたが、とても居心地がよく、ついつい長居。

今日は、博物館でお世話になったPremaさんとErinさんが、ランチに招待してくださいました。
ちょうど夫が展示を見てぶらぶらしていたので、一緒に挨拶を。
何と、すてきなジュエリーボックスとカードをいただき、感激!
Premaさんが夫に言うには、「中身は買ってあげてちょうだいよ。」

行ったお店は、Bubble Homeという、34th&Sansom St.にある東-東南アジア系のお店です。
ここの名物Bubble Teaとは、タピオカ入りの甘めのお茶のこと。
今日は寒かったので、頼みませんでしたが、いろいろな種類がありました。
Beiさんを待ちつつ、Honey Bushというハーブティをいただきました。
アフリカのお茶だそうで、かすかにハチミツの香りがして、やさしい味。
そうこうしているうちにBeiさんも到着し、料理も来たので、食べて・しゃべって。

その後、一度博物館にもどり、あらためてさよならの挨拶。
ちょっと涙の感動的な別れ。
…のはずだったのですが、実は事務室に財布を置き忘れていて、後から慌てて取りに戻ったのです。
なんとも間抜けな話。

とにかく、あの事務室では、私は役に立ったのだそうです。
そう言ってもらえただけでもう十分満足。

平成20年3月17日月曜日

St. Patrick's Dayと近況

ちょっと風が冷たいですが、雲ひとつない晴天です。

今日はSt. Patrick's Dayという、アイルランドの祝日です。
ここには、アイルランド系の出自を持つ人が多いせいか、休みではないにせよ、わりと盛り上がっています。
聖パトリックというのは、初めてアイルランドにキリスト教を伝えた人で、その命日が3月17日なのだそうです。

この日に合わせて、各地でパレードが開催されますが、フィラデルフィアでは3月9日、ワシントンに行っていたので見逃しました。
今日はその様子をテレビで再放送していました。
ちなみに、ワシントンでは3月16日...行くのを1週間ずらせば、2箇所でパレードが見れたのに。

シンボルカラーは緑だそうで、この週末から多くの人が緑色の服を着ています。
何も知らない外国人は、周りが皆緑を着ているので驚くそうです。
同じくシンボルのクローバーをあしらった飾りや、緑色のクッキー、カップケーキなども。
街にはIrish Pubも多いのですが、各店でパーティなんかをやっているみたいです。
近所のお店でも、土曜日は大勢の人がスクールバスで乗りつけ、大賑わいでした。

料理番組やスーパーなどでは、伝統的なアイルランド料理を紹介していました。
キャベツと玉ねぎ入りマッシュポテトや、ラムのソテーなどがこの日の料理みたい。

私は引越し1週間前になり、気が急いています…
今朝はプールに行き、下半身を脱いだところで水着を忘れたのに気付く、というぼけぶり。
暖かいシャワーだけ浴びて、最後の買出しに行って帰りました…

平成20年3月16日日曜日

イタリアンマーケットちょっと食べ歩き


今日はどんより空で、少し気温が低いです。

昨日はお土産を見つつ、イタリアンマーケットに行きました。
土曜日は、いつもより野菜の露店も多くて、賑わっています。

目的は9th&Passyunk Ave.(Washington Ave.の少し南)にある、Pat's King of Stake
ここは、チーズステーキ発祥のお店だそうで、地元雑誌のランキング"Best of Philly"に20年連続で入賞している有名店。
お昼少し前だったので、並ばずに買えました。
夫と半分こしたので、玉ねぎ抜きのチーズステーキを注文。
その横で、すごいスピードで肉を焼く人と、玉ねぎを炒める人がいて、瞬間的にできあがりました。
みじん切りのピクルス、チリのピクルス、揚げ唐辛子、ホットソース、マスタード、ケチャップ、塩コショウで好きなように仕上げます。(写真左)
前に食べた、Rickのよりも、肉がさっぱりしていて食べやすいです。
夫いわくチーズの味が濃いとのこと。
揚げた唐辛子がおいしかったです。
我々が食べている間にも、続々とお客さんが来ていました。

右の写真は、Lorenzo’s Pizza(9th&Christian Street)のSicilian Pizza。
この店も"Best of Philly"に入ったことがあるそうです。
基本のチーズ+トマトソースのピザに、1種25セントで具をトッピングでき、1切れでも買えます。
普通のピザは1切れ1.5ドルから、写真のシチリア風は1.75ドルから。
今回は、アンチョビをのせてもらいました。
生地は薄いフォカッチャのような感じで、底がパリパリしていておいしかったです。

デザートに、以前紹介したメキシコ系パン屋の、ココナッツクッキーみたいなのと、カスタードタルトみたいなのを試しました。
甘さは控えめで、なかなかよいです。

平成20年3月15日土曜日

サマータイム始まったこと

だいぶ暖かくなりました。天気予報を見ていても、全国的に気温があがったなと思います。

先週のことですが、3月9日(日)の夜中2時から、サマータイム(Daylight Serving Time)が始まりました。
時間が1時間早くなるので、日曜の朝に7時に起きたつもりが、すでに8時ということ。
ちょうどワシントンDCに行っていたときのことなので、1時間損した気分。
終わる時もそうでしたが、混乱をさけるためか日曜日に行われます。

1時間のこととは言え、朝7時に起きるとまだ暗く、夕方7時でもまだ少し明るい状態に。
うっかり夕方にのんびりしてしまい、慌てて夕飯を作ったりも。
公の場所でも、時計がまだなおっていないところもあり、時々混乱します。

平成20年3月14日金曜日

New York City 小旅行

もうアメリカに滞在するのもあとわずか、ということで、昨日は日帰りでニューヨーク市に行ってきました。
例のごとく、中華街バスのNew Century Bus。
ワシントンDCよりも近いので、値段は往復で一人20ドルです。
8時半フィラデルフィア発で、ニューヨークに着いたのは11時前でした。

今回の目的は、「アメリカ版料理の鉄人、Mario Bataliの店で豪華ランチ」と「大都会の雰囲気」。
いくつもレストランがありますが、ドレスコードがないのは2軒で(ふさわしい服を持っていないので)、そのうちの1つLupaにしました。
チャイナタウンのHong Cong Supermarket(109 E. Broadway)の前でバスを降り、地下鉄East Broadway駅から、約10分、West 4th Street駅で降りて少し歩いたところです。

ここの地下鉄は線が複雑。
きれい度はフィラデルフィアより少しましくらい、ワシントンよりは汚いです。
料金は均一2ドル、自動販売機で「1回のみ」「カード」「3回分買うと1回分おまけ」から選べます。
「1回のみ」にしましたが、2時間以内に使わないといけないそうです。
ちなみに、6ドル以上のおつりはでなくて、高額紙幣は受け付けてもらえませんので、少額のお金が必要。
(おつりで1ドルコインが出てきて、ちょっと興奮。)

降りた駅の周辺は、New York Universityでした。
ランチは12時半の予約なので、それまで周辺をぶらぶら。
Washington parkに行って見ましたが、残念ながら工事中。
きれいな門と噴水のある公園になるそうです。


おなかが空いてしまって、予約より早いのに開店とともに入店…
人気店のようで、開店直後からぞくぞくお客さんが入ってきます。
ウェイターさんが男前で、思わずうっとり。
メニューの裏にイタリア語-英語の訳があるので、わかりやすかったです。
食べたものは…
Cavolo Nero with Pecorino=芽キャベツを千切りにし、さっと火を通したものにペコリノチーズをおろしかけたもの。
Baccala with Olives and Capers=自家製塩タラとジャガイモの薄切りのケイパー和え。
Ricotta Gnocchi with Sausage and Fennel=リコッタチーズ入りニョッキのトマトソース
Saltimbocca=ベーコンとハムを重ねて、カリッと焼いたもの。下にはレタスのニンニク炒め。
イタリアでは、前菜のあと、パスタなどの1番目の料理、肉・魚などの2番目の料理のあと、さらに3番目を食べるようですが、2番目までにしました。
これに、ローズマリーのフォカッチャ(おかわり可)がつきます。
デザートも注文。
Lupa Tartufo=バニラアイスにカラメルチェリー、ナッツ、砕いたビスコットを混ぜ、それにチョコレートをかけたもの。ボリュームがありましたが、甘すぎずおいしい。
Panna Cotta=オレンジとナッツのパンナコッタで、リキュールのソースとピンクペッパーがかかっていました。
大満足で、72ドル。チップ込みの値段でした。


再び地下鉄に乗り、グラウンド・ゼロやシティホールを見に行きました。
グラウンド・ゼロの最寄駅は、現在工事中で止まりません…
何かモニュメントでも建ってるのかしらと思ったのに、写真のような工事現場。
ここに、9.11博物館ができるそうです。
今は、これを南に回ったところに、9.11事件のパネル説明があります。
平日でしたが、写真を撮ったり、真剣に説明を読む人も多かったです。


シティホールは、ここから歩いて10分ほど。
さぞかし立派なものかと思いきや、フィラデルフィアのより小さいかも(写真左)。
間近には近寄れないようになっていました。
右の写真は裁判所。


そろそろバス乗り場へと、バス会社の営業所を探したのですが、これが見つからない。
二人で近辺を探したり、New Century Busが通らないか見張ったりすること20分くらい。
夫が同じ大学に研究で来ている日本人の方に電話で聞いたところ、営業所はニューヨークにはなくて、乗り場でチケットをチェックするとのこと。
その場所は、降りたところではなく、Forsyth St.&East Broadwayで、Manhattan Bridgeの高架下でした。
無事、バスを見つけ、チケットも大丈夫で、一安心。
バスの中ではぐっすり寝込んでしまいました。

今回行ったところは、ニューヨークの一番ごったがえしているところから離れていたみたい。
それでも大きな街だというのは実感しました。
たまに訪れるならいいけれど、住みたくなるところではないかなと…

平成20年3月12日水曜日

Washington DC小旅行 その3

しつこく続きますが、ワシントンDC2日目。
朝は贅沢にホテルのレストランで、アメリカンブレックファストにしました。
温かいものは、ニンニクとハーブの効いたジャガイモのソテー、カリカリベーコンとソーセージ、スクランブルエッグ、パンケーキ、それにライ麦入り食パン、デニッシュ、マフィン、フルーツ、ヨーグルト、コーヒー・紅茶のビュッフェ。
(DarhamのMillennium Hotelと値段は同じでしたが、あれほど豪華ではありませんでした。)
ひそかにデニッシュや果物を持ち帰り。

この日の目的はホワイトハウスとワシントンモニュメント。
ちょうどマラソン大会がやっていて、参加する選手があちこちでアップしていました。
昨日の荒れ模様がうそのように、雲一つない晴天ですが、風が強かったので走るのは大変そう。
まず、ホワイトハウスの前に到着。
やっぱり広い庭とともに柵に囲まれていて、近くからは見れませんでした。
この近くに、White House Visitor Center があり、中の様子や歴史を写真などで見ることができます。
歴代大統領の使っていた家具や、要人を迎えるパーティルーム、大統領夫人の部屋、ベッドルームなど、さすがにどれもきらびやかなものでした。
ホワイトハウスで飼っていたペットのパネルが面白く、第1次大戦のころは、羊もいたそうです。
歴代大統領がペットや家族とふれあう写真も多くて、親近感がわきます。
グッズ売り場もついつい見てしまう。
カタログで通販もしているそうです。

ホワイトハウスのすぐ向かいに、ワシントンモニュメントが立っています。
名前の通り、ジョージ・ワシントンの功績をたたえて建てられたそうです。
途中、建設が中断したそうで、そこから石の色が少し違っています。

このあと、少し歩いてLincoln MemorialとJefferson Memorialの外観を遠巻きに見てきました。
途中で出くわしたリスや水鳥に、夕べの残りのイモをあげたり。

次に入ったのは、US Holocaust Memorial Museum
ここは、ナチスドイツが行った、ユダヤ人虐殺についての資料が展示されています。
やはりアメリカが行ったことではなく、他国の暗い過去…
日本もそうですが、自国の暗いところはなかなか大っぴらにできないものなのですね。
日曜だったためか、館内はかなり混雑していました。
実在した人の記録も扱っているためか、館内は撮影禁止。
まず、インフォメーションで整理券をもらい、IDを1部取ってエレベーターで4階から見学します。
IDには実際に犠牲となった人のプロフィールが書いてあります。

ヒトラーが登場する前から虐殺にいたった経緯が、写真や映像・音声などで詳しく紹介されています。
戦争に伴う、ドイツ軍の侵攻や領土の拡大、各国の対応などの説明もあるので、とてもわかりやすい。
直接的に残虐な展示は少なかったですが、館内の内装が凝っているし、刈り取られた髪の毛や、アウシュビッツ収容所の門などからも、悲惨さが伝わってきます。
ユダヤ人らを乗せた列車の中をくぐった時は、ぞっとしました。
いろいろな映像を見たり、音声を聞くブースがあるので、時間があればもっと詳しく体験できそうです。

少し胸いっぱいになったので、ぶらぶらとSmithsonian Castleの周辺を歩き、途中で朝の残りで軽い昼を取ったりしました。

バスの時間まで、National Building Museum に。
ここも、展示室内は撮影禁止。
この日は飛行機飛ばそうイベント?がやっていて、大人もこどもも手作りの飛行機を飛ばしていました。
現在の展示室は3箇所だけだったので、時間内にまわれました。
一つは、ワシントンDCの都市計画についての展示で、初期の構想図や模型、水道などの設備について。
模型で見ると、街がどんな形なのかよくわかって面白い。
他の展示室は、街中で使われている・使われていた建材やそのデザインの説明があったり、建築物の構想図を美術として紹介していたりでした。
今まで、こういう博物館には行ったことがなかったので、新鮮。

その後、4時発のバスで帰路に。
遠くにフィラデルフィアの街並みが見えると、ほっとしました。
6時半ころ、無事に中華街に着いて、終了。
見所がたくさんあったので、またいつか、時間をかけて訪れたいなと思いました。
ちなみに、今回の旅行費は、お土産抜きで約250ドル。

平成20年3月11日火曜日

Washington DC小旅行 その2

昨日から引き続き。
Library of Congressを見た後、地下鉄でホテルに向かいました。
Washington DC MetroはフィラデルフィアのSEPTAより、駅がりっぱ。
長いエスカレーターを降りると、券売機がありました。
Capitol South駅からFoggy Bottom GWU駅までで、普通料金1.65ドル、何とか割引1.35ドル。
ここの切符Farecardは、好きな金額分購入するシステム(後で知ったことですが)で、お金を入れて、買う分の金額をボタンで合わせます。
二人とも1.65分買ったのですが、降りたときに割引料金が適用されていました。
電車自体はSEPTAとあまり変わらないかなあ、という感じ。

駅を降りると、George Washington University(GWU)の目の前で、ホテルまでてくてく。
途中、大きな街路樹が根元から倒れ、道路を封鎖。
雨が上がってから、すごい風が吹いていたので、それで倒れたんだろうなあ。
通りがかる人は思わずデジカメや携帯カメラのシャッターを切ってました。
(夜になって、専門業者が撤去作業に来ていました。)


今回泊まったのは、State Plaza Hotelでホワイトハウスから北西に少し行ったところにあります。
F Streetの入り口らしきドアを開けると、誰もいない…E Streetのメインエントランスへとの案内があって、そっちに回りました。
無事にチェックインを済ませて部屋に。
なんと、リビング・キッチン・寝室つきでした。
(リビングのランプが1つ切れていて、交換してもらいました)
普段住んでいる部屋より広いかも。
キッチンには、コーヒーメーカーにトースター、電子レンジ、ヤカン、小鍋2つ、ヘラやコルク・栓抜きなど、食器一式4人分がそろっています。
リビングと寝室にテレビがそれぞれありました。
これで1部屋1泊約100ドル。
(日本語のページでも予約できるようです)


一休みした後、夕飯にでかけました。
大学近くにおしゃれレストランもありましたが、身なりに合わせて?ファミリーレストランに。
T.G.I. Fridayというところで、日本にもあるみたいです。

結構混んでいて、どのテーブルも賑わっていました。
今、料理番組チャンネルFood Networkに、Ultimate Showdownという番組がありますが、これは、全米各地からおなじみのメニューのレシピを募り、予選の後、スタジオで決勝を行って、No.1を決めるというもの。
このレストランでは、そのNo.1レシピをメニューに出していました。
その中の一つPeruvian Harb Roasted Chickenに、人気メニュー盛り合わせ3品、ローストビーフサラダ、温野菜を注文。
ハーブ焼きチキンは、クミンが効いたピリ辛で、ニンニクとチリのソースとYam(サツマイモ)の素揚げがついていました。
あまりしつこくなく、おいしかったです。
盛り合わせは、ブタスペアリブの炭火焼、トリから揚げに甘辛ソースをからめたもの、海老のフライで、写真よりボリュームがありました。
こういうカジュアルなお店では、食べ残したものを持って帰ることができます。
周りの人も、持ち帰り容器をもらっていました。
イモが少し残ったので、そっと紙につつんで持って帰ることに。

2日目はまた明日。

平成20年3月10日月曜日

Washington DC小旅行 その1

土日を使って、Washington DCに行ってきました。
目的はSmithsonian Museumsとその付近。
White Houseの南東に、博物館・美術館が集まった区画があり、しかも入場無料なのです(特別展やシアターは別料金ですが)。

金曜日の天気予報で、土曜日は荒れ模様と聞き、行くの行かないのでもめましたが、予定通り出発。
交通機関は、中華街のNew Century Travel を使いました。
これだと、往復で一人28ドル、所要時間は約2時間半。
帰りはどの時間のバスでも乗れます。
近所にある別のバスGrayhoundだと、行き返りの便を決める方式で、その変更ができない切符は2人で65ドル、変更可能の切符だと2人で123ドルです。
Amtrakだと、2人で片道140ドルくらい、早朝の便なら84ドルです。

チャイナタウンバスにはいろいろと噂があるので、ちょっとどきどき。
出発の40分くらい前に事務所(写真)に着き、切符を確認してもらいました。
ここでわかったのですが、ネットで往復予約をした場合は、確認画面のプリントアウトが2枚必要で、行きに1枚、帰りに1枚回収するとのこと。
幸い2枚あったので、問題なく済みました。
同じ乗り場でNY行きとDC行きが出るので、間違えないようにと係の人にDC行きを尋ねるも、答えは「NYだ。」の一点張り。
増えてきた乗客も混乱気味。
「このバス、Washington行きですか?」
「それがわからないんです。あのスタッフはNYだって…」
我々も含め、あちこちでこんな会話をしていました。
ようやく、DC行きのバスが確定したのは、8時15分、出発15分前。
ぞろぞろ乗り込み、切符確認の後、15分ほど遅れて出発しました。
乗客はまさに国際的で、うるさい人もいなく、快適でした。
ただ、夫によれば、車内のトイレは男性の小用以外は避けた方が無難とのこと。

12時前に、無事Washington DCの中華街に到着。
まずは腹ごしらえ。
California Tortillaというアメリカン・メキシカンのファーストフード店に入りました。
ここはBurrito(トルティーヤという薄い生地で豆・野菜・チーズ・米・肉などを巻いたもの)やTacos(トウモロコシ粉の薄い生地にいろいろ具をはさんだもの)がメイン。
Havana Burritoのタコスチップセットを食べました。
マンゴーやハチミツ入りの甘めから、ハラペーニョの激辛まで、ホットソースがずらりと並んでいて、どれでも好きなものをかけて楽しめます。
そうそう、アメリカではジュースは自分で好きなだけ入れて、おかわりも自由。
チップは食べきれず、持ち帰りにしました。

初めに行ったのは、National Air&Space Museum、Smithsonianのなかでも一番人気だそうです。
入ってみて納得!
高い天井の上から、飛行機がずらりとぶらさがる大胆な展示(写真左)に驚きました。
この博物館では名前の通り、航空・宇宙関係の歴史や技術を紹介しています。
昔のグライダーやプロペラ機(写真右)、戦中の戦闘機各種、初期の旅客機などが、テーマに沿って集められていました。
宇宙関係では、歴代アポロや宇宙ステーションの様子、人工衛星など、普段なかなか見れないものでおもしろかったです。
料金がかかりますが、シアターやシュミレーションも人気でした。
日本人観光客もちらほら、どこかの高校生が修学旅行に来ていたり。

雨もあがり、次は隣のNational Museum of the American Indianに。
ここは、アメリカからメキシコのインディアンの各部族ごとに世界観や伝統的な生活、最近の生活についての展示です。
展示室が複雑で、少し迷いました。
アメリカは、インディアンの人々の住処を追ってできたようなものですが、さすがに(なにしろアメリカの首都ですから)暗い過去についての説明は控えめでした。
でも、展示はとても興味深かったです。
下の写真は伝統的な衣装の一つで、お祭りのものだそうです。
ここのカフェでは、インディアン料理も出しています。
トウモロコシや豆を使ったおかずでした。

通りかかりに、Capitolの建物の撮影。
生憎の天気だったので、後に暗雲がたれこめています。
天気が良くて風がない日だと、建物が池にきれいに映るみたい。

一日目最後に行ったのは、Library of Congress
働いていた時は、ここのOPACを使ったりしていました。
建物は3つに分かれていて、そのうちThomas Jefferson Buildingに入れました。
中はまるで宮殿みたい(写真左)。
閲覧室(写真右)は、残念ながら入ることができませんでした。
見たい資料でも予約したら入れたかも。
時間帯によっては、公開ツアーがあるようです。
ショップを物色していたら、あと10分で閉店とのこと。
焦りながら絵葉書とトートバッグ(実はこれだけ値札が安くなってました)を購入。

続きは明日。

平成20年3月6日木曜日

続:歯医者に行く

今日は朝からいい天気で、穏やかな日和になりそうです。

昨日はどしゃぶりの中、自転車で風にあおられながら、歯医者に行きました。
その前日に歯医者から確認の電話がありました。
「あなた、明日9時20分に予約が入っているけれど、覚えている?治療費はいくらか伝えてあるかしら?」
濡れた顔を拭きながら受付で名前を告げると、まずお会計。
しばらく雑誌を見つつ、順番を待ちます。

名前を呼ばれ、診察室に。
先生は例のマッチョ先生。
「さあ、今日は左下の奥歯に詰め物だね。10時から消防署が来るんだ、だからそれまでに終わらせるのが目標さ。口を開けて。」
消毒薬がチェリーフレイバーで少し気持ち悪いな、と思っていると、いきなり麻酔を打たれました。

数分後。
「どうだい、口がheavyになったかな?」
ということで治療開始。日本と違うのは、先生と助手さんがおしゃべりをすること。治療のことだけではなく、世間話も少々。
残っている古い詰め物を削りとっているようですが、ちょっと力が強いのでは…下アゴが押されて少ししんどい。
治療方法は日本と変わりありませんでした。
詰めたあと、削りながら高さと噛み合せを調節してくれましたが、なかなかしっくりこず、結構削っていたように思います。
無事、10時にも間に合い、終了。

のはずなのですが、3時間たっても麻酔が効いていて、昼ごはんの時に唇を強く噛んでしまったみたい。
夕飯の時にはようやく麻酔の痺れがなくなり、恐る恐る左側で食べましたが、かたい物を噛むとしみるような痛みが走ります。
これじゃ、治療前より痛くなってる…
仕上げで削りすぎだったのでは、と思っていますが。
一晩明けて、朝には少し良くなっているようなので、様子をみてみます。
だめだったら、帰国後にまた治療してもらおう。
とにかく、いい経験にはなったから、まあいいかと。

平成20年3月5日水曜日

ボランティアの集い

朝はエレベーターで降りたとたんにどしゃぶり。
面倒なので、そのまま自転車で強行しました。
10時頃にはうそのように晴れていて、ちょっと悔しかったです。

昨日は博物館で、ボランティアスピーカーの集いがありました。
私は昼から行って、いつもの事務仕事を手伝った後、準備から後片付けの手伝いをしました。
スピーカーには2通りあって、1つは留学生や外国人研究者やその家族たちが、博物館の内外で自国の暮らしについて発表するもの。
主に児童や生徒が対象です。
もう1つは、専門的な知識を持っている人が、博物館の内外で、専門分野の発表をするものです。
近隣の州を含め、図書館などで開かれることが多いみたい。
こういうレクチャーは、私のお世話になっているInternational Classroomで仲介をしています。
(どちらも、ボランティアと言えど、実は謝金が出ます。)

会場は古代エジプトの宮殿を再現してある展示室。
(ここの博物館では、展示室でパーティをよくやるのです。準備中に見学者が来ても、お構いなし。)
Janeさんのアイディアで、テーブルの上にはいろいろな像が飾られていました。
無事に食べ物も届き、後は参加者を待つのみというところで、私は着物に着替えました。
というのも、前日にPremaさんからお達しが。
せっかくなので、もらいものの一張羅にしました。
JaneさんやPremaさんが着るところを見たいとおっしゃいましたが、帯でもたもたするのを見られるのは恥ずかしいので、ご遠慮願いました。
会場では着物が目立つらしく、いろんな人にお褒めの言葉をもらったり、記念撮影を頼まれたりで、恥ずかしかったです。

宴もたけなわなところで、開催側からのあいさつ。
お話のよると、博物館主催の講習は、1970年代後半にはじまったそうです。
3人のスピーカーからのスタートで、そのうちのお一人がいらっしゃってました。
なんだか感慨深い気分に。
International Classroomで手伝えるのもあと少し、結構寂しいです。

平成20年3月4日火曜日

IKEA

朝から15度くらいで、湿気が多いです。

日曜日に、IKEAという家具と生活雑貨のお店に行きました。
スウェーデン発祥で、日本にも店舗があるそうです。
こちらでも人気で、craigslistのセールにもよく出ています。
場所はColumbus BoulevardのSnyder St.とOregon St.の間で、大きなショッピングセンターの一角です。
Penn's LandingのColumbus Blvd.&Market St.からバス25系統に乗って約10分。
ショッピングセンターで折り返す路線で、運転手さんにIKEAに行きたい旨を伝えると、店の前で降ろしてもらえました。


見た目からして大きい店舗。
入り口で地図をもらい、2階から見ていくことに。
まずはギャラリーがありました。
ちょっとしたレストランもあって、値段もわりと安かったです。


2階は家具中心で、実際の部屋のように展示されていました。
値段もニッセンとか無印くらいで、子供部屋向けのかわいいデザインのものから、シックなものまで、いろいろ揃っています。
奥さんとこどもたちが夢中で見ているあいだに、すっかりくつろぐお父さんも(写真左)。
家具を買う人は、ショールームで商品の番号などを控え、取っ手などの部品を選んでおくようです。
というのも、本体の部品は1階の大きな倉庫の中(写真右)から、自分で持っていくシステム!
聞いた話では、間違えて部品を持っていく人もいるそうです…


台所用品もなかなか充実していました。
鍋やキッチンツールは、値段が安いだけあって、それなりの造りのものが多かったです。
食器類は手ごろな値段で、すてきなものがたくさんありました。
収納グッズが豊富で使いやすそう。

おもちゃコーナーには、木製のものが多かったです。
室内のブランコや木馬などもあって、小さい子がいたら喜びそう。
ままごとグッズは、実用可能な本格的なものでした。
写真は鍋セットとお菓子作りセットで、他にお皿セット、ティータイムセットがありました。


1階は照明器具や、ガーデングッズ、こまごまとした雑貨がたくさん。
他に、カフェとスウェーデンの食べ物をちょこっと売っています。
クッキーやチーズ、スモークサーモン、レトルトなんかがありました。

もっと長く滞在するのなら、ここで全部揃えても良かったなあ。

リンク
*IKEA=http://www.ikea.com/

平成20年3月3日月曜日

Old City観光その3

風は強いものの、暖かい日でした。

3月下旬に帰国が決まったので、残りの期間はあまりケチケチせずに楽しむことにしました。
昨日は観光の続き。
今回はChestnut St.の6thと5thの間にある、Independence Hallの中が目当て。
入場は無料ですが、Independence Visitor Centerでもらえる整理券が必要です。
ツアー形式での見学で、開催時間が決まっています。
券をもらう時に、何時からの回だと告げられ、10分前には入り口に集合とのことでした。

時間が余っていたので、隣のOld City Hallの中を拝見。
一見閉まっているように見えますが、自由に入れました。


我々の回に参加していたのは、ほとんどが自国の人(もしくは他欧米の人)でした。
にこやかな職員のおじさんが案内してくれます。
この建物は、基本的に1730年代に建てられた当時のままを保存しているそうです。
そのころはPennsylvania State Hallを呼ばれていたそう。
アメリカの独立・建国についての重要な会議が開かれた場所なのだそうです。
左の写真は、1階の議事堂。
右はその隣の会議室で、東部13州の代表が集まって、議論を繰り広げたところです。
写真の右隅の机が、当時のバージニアの席で、ジョージ・ワシントンが座っていたそうです。

歴史上の説明も丁寧にしてくれましたが、やっぱり全部は聞き取れず…
アメリカ初期の歴史をおさえてから行くと、より楽しめたかな、と思います。

このあと、同じ敷地内にある、独立宣言などの展示室と、Congress Hallに回りました。
こちらもツアー形式で、とても詳しい説明。
全部で1時間半くらいかかりました。

平成20年3月2日日曜日

カニ


今日からしばらくは穏やかな日和の予報。
ノースカロライナ州は旱魃だそうです…

中華街でカニを買いました。
名前はわかりませんが、1匹3ドル、幸いすでに死んでらっしゃる。
青っぽくて小さいカニを買うつもりでしたが、こっちの方が大きくてお得だったので。
しかし、カニをまるごと買ったことがない私。
海育ちの夫が足をもいでくれました。

足は野菜と例のボンベイダックフィッシュとともに、中華風鍋に、胴体は茹でて食べることにしました。
香菜風味の鍋の素を買ったので、それをいれてぐつぐつ。
少ししょっぱかったですが、魚の臭みも消え、おいしかったです。
胴体は茹ですぎたのか、カニの味が薄くなってしまいました。
でも、はさみや足もそこそこ太くて、身はちゃんと入っていましたし、豪華な気分が味わえました。

平成20年3月1日土曜日

Cheese Steaks


今日はちょっと贅沢に、Reading Terminal Marketでお昼を食べました。
フィラデルフィアの名物、チーズステーキをまだ食べていなかったので、これが目当て。
イタリアンマーケットの少し南に、Pat'sというお店があって、ここが発祥らしいのですが、今回は別の人気店Rick'sにしました。
このお店、テナント契約を更新したのしないので一時期もめていましたが、結局まだやっています。

私のは玉ねぎ入り・ペッパージャックチーズのステーキ(約8ドル)。
(夫はもちろん玉ねぎは抜き)
脂身の少ない薄切り牛肉をさっと焼いて、チーズとともにパンにのせてあります。
味はほとんどついていないので、好みで塩・コショウ・チリソース・ケチャップをかけます。
ホットチリとキュウリのピクルスはご自由に。
牛肉はあまり得意ではないのですが、脂身が少ないせいか、見た目よりあっさりでした。
酸っぱめのピクルスとよく合いました。


デザートも食べちゃおうということになり、はす向かいのAJ Pickel Patch&Saladsを物色。
Pennsylvania Dutchのお店で、昔ながらのピクルスやジャム類、デザート、サラダが並んでいます。
迷った末に選んだのは、Key lime delight(左)とOrange tapioca pudding(右)。
量り売りで1/4ポンドづつ入れてもらい、二人で分けっこ(それぞれ約1.5ドル)。
(見た目がよくないのは、ざっくばらんにすくって入れてくれるため)
Delightはスポンジの上にムースと生クリームが重なったものでした。
私にはちょっと甘みが強いので、1/8ポンドくらいでちょうどいいです。
タピオカ入りプティングは、甘みが抑え目でした。
牛乳かなにかをデンプンでとろみをつけたものかな、と思います。