平成19年11月30日金曜日

Christmasに向けて2-Christmasの言われ

昨日はシティホールのツリー点灯式があったそうです。
明日から12月、ますますクリスマス一色になりそう。

今週の英会話も、クリスマスの話題でした。
祝日になった経緯や、サンタクロースについてなど、知らなかったことばかりで面白かったです。

そもそも、12月25日はイエスの誕生日ではないのだそうです。
彼は春に生まれたという説が有力だとのこと。
274年にローマ皇帝が12月25日をシリアの太陽神の祝日としたのを、336年になってローマ皇帝コンスタンティンがキリストの誕生を祝う日に変えたそうです。
キリスト教が東西に分裂した時、東方正教会は1月6日を同様の祝日に定めたので、12月25日からこの日までは、12 days of Christmasと呼ばれているのだそう。
ちなみに、Christmasという言葉は、Chrit's massが縮まったのだとか。

飾りにも、ちゃんと意味がありました。
星はイエス誕生の時に輝いていた光の象徴で、天使が夜空を照らす光の意味もあるそうです。
ツリーは、古くから木(特に常緑樹)を命の象徴として崇拝していたのを、ドイツでクリスマスを祝うのに使われたのが始まりだったようです。
初めのころは、りんごとろうそくで飾られ、エデンの園を表していたとのこと。
あちこちで売っている、Candy Cane(杖の形で白+赤の縞の飴)は、インディアナのキャンディ会社が作ったのが始まりで、白はイエスが処女から生まれたことと、潔白さを表し、細い赤の縞は、イエスが受けたムチを、太い赤の縞は彼が流した血を意味しているのだそうです。
(これを知ってからだと、ありがたく食べれるかも…)

また、クリスマスカードは、1843年に初めて売り出されたそう。
賢者がイエスに高価な贈り物をし、Godが我々にそれぞれ贈り物を下さるという教えから、クリスマスに贈り物をする習慣が生まれたそうです。
20世紀までは、手作りのものや食べ物が主な贈り物だったようです。
今では、カードやギフト用品はいい商売ですけども。

平成19年11月29日木曜日

Martaさん最後の参加

天気予報を見ていると、冬が近づいてるなと感じます。
我がアパートのヒーターは、気まぐれで出たり出なかったり…

今日はMartaさんの最後の習字教室でした。
土曜日にスペインに帰り、火曜日から早速仕事なのだそう。
ずいぶんと忙しいスケジュール。

Martaさんは基本の筆使いを覚えるのが早くて、いつも熱心に練習する人でした。
臨書も上手で、私もびっくり。
最後の1ヶ月ほどは、小筆でグリーティングカード向けの言葉を練習していました。
来年のNew Year Cardに使ってもらえれば嬉しいのですけれど。

次回からは日本人だけなので、また違った内容ができるかなと思っています。
説明するのもずっと楽ですし…

平成19年11月28日水曜日

RAD Class 4

奥歯の詰め物が一部取れてしまい、どうしようかと思っているところです。
痛くないので日本に帰るまで注意してすごすか、こちらの歯医者に行くか…
歯科では保険がきかないという噂も聞いたので。

夕べはRAD Classの最終回。
パンチ・キックのおさらいの後、押し倒された時の対処を習い、シュミレーション練習をしました。

寝そべった状態で、馬乗りのされた時の脱出法。
両腕も押さえられている場合を練習しました。

<うつぶせの時>
まずは声を出しながら、腕を勢いよく地面に沿って、上下に動かす。
相手の腕が離れるかも知れないので。
離れなければ、逃げる方向を決め、そっちの腕を曲げ、胸の前につく。
逆の腕は前に伸ばす。
伸ばした腕を軸に、曲げた腕で体を安定させながら、体を逃げる方とは逆に回転させ、相手を押しのける。
助けを求めつつ、Run!
「余裕があれば、こぶしで、ボンってたたいてもいいわよ」とStaceyさん。

<あおむけの時>
声を出しながら、膝で相手の背中・お尻を叩きつつ、かかとが自分のお尻につくように動かす。
腰を上げ、腰から足をひねって、相手を横に押し倒し、逆の方向にRun!

Staceyさんが、犯人役をやってくださって、練習しましたが、あおむけの時の方が難しかったです。
腕が自由なら、パンチや目潰しなどをするのがいいかも、と思いました。
実はStaceyさん、結構体重があるそうです。
膝が良くなくて、病院に行ったら、「体重を落とせ」と言われたのだとか。
華奢なBeiさんとYangさんは、あおむけの時にStaceyさんから逃れられず、二人で互いに練習することに。

その後、頭・ひじ・膝・手にプロテクターをつけ、シュミレーション練習。
私は、メガネだと頭にプロテクターがつけられず、裸眼でやりました。
両目とも、0.1をはるかに切っているので、ちょっと不安でした…
犯人役は、全身にプロテクターをつけた、別の男性スタッフがやってくれました。
「道路を歩いている時」「ATMでお金をおろしている時」「暗闇で」の3パターンを体験。
実際に、体に抱きつかれると、練習だとわかっていても真剣になります。
とにかく、声を出して、動かせる部分であちこちを攻撃。
見ている方は、皆で応援。
さっきのキックが良かった、パンチが決まってたと大盛り上がりでした。

またいつでも、講習を受けられるそうです。

平成19年11月27日火曜日

紅葉


今日は日が高くなるにつれ、気温が下がるそうです。
風が強くて冷たいので、自転車だとしんどそう。
今朝のニュースで、「33歳のgrandmotherが生まれたばかりの孫を捨てた容疑で逮捕」とありました。
悲惨な事件ですが、33歳で孫っていうのもすごいなと思ってしまいました。

京都にいたころは、年々紅葉が遅れていて、毎年心待ちにしていました。
ここでは、モミジのように、鮮やかな赤に変わる木は少ないです。
でも、大きなイチョウや他の黄色に変わる木々も、なかなかの見ごたえ。
先週くらいから、急に色が変わりました。
残念なことに、風が強いので、色が変わる前から落ちてしまう葉も。
ちょっと枯れた落ち葉が、地面に積もるのも好きです。
写真は大学構内です。
通りの両側に背の高い木があって、トンネルのようになっている箇所もあります。

平成19年11月26日月曜日

雨の日

連休明けで、朝起きるのが少し辛かったです。
その上に雨。
ニュースの天気コーナーでも、miserable Mondayになりそうとのこと。
気温は寒くなく、ちょうど良いくらいでした。

少しくらいの雨だと、傘をささない人が多くて、パーカーのフードをかぶったり、ウィンドブレーカーやレインコートでやりすごす人が目立ちます。
(大雨でもささない人もいますが。)
最初は不思議に思っていたのですが、その理由はよくわかりました。
まず、風が強いので、傘をさしても濡れないのは頭だけ、という状況がよくあります。
傘もそんなに丈夫でないので、へたすると風で壊れたり。

私の見る店がよくないのか、傘の種類がやたらと少なくて、どの店でも、折りたたみとそうでないのが、各数種類くらい。
柄や色もあまりバリエーションがありません。
黒や紺、青のような性別問わずに使えるものや、2色くらいに色分けされているのか。
日本の傘はいろいろあったんだなあと、しみじみ思います。

そのかわりなのでしょうか、かわいい/おしゃれ長靴を履いている女性をよく見かけます。
ブーツのような金具や紐がついていたり、水玉などのポップな柄、カラフルな色のものなど、あちこちの服屋や靴屋に売っています。
値段も高くなく、20㌦くらいから。
あれなら、雪の日にも大丈夫かしら、とちょっと欲しくなっているところです。

平成19年11月25日日曜日

I. Goldberg Army&Navy

今日は寒さも和らぎ、穏やかな天気でした。

金曜日に、I. Goldbergというお店をのぞきました。
ショーウィンドウには、温かそうな上着や小物があったので、前から気になっていたところです。
1階は軽衣料に保温下着、帽子、手袋などの小物、子供服があり、街で使えるようなもの。

2階の防寒具の充実はすごいです。
街で着れるようなダウンジャケットから、冬場の外作業にも耐えれるような中綿入りつなぎまで、いろいろなものが揃っていました。
おしゃれというよりは、実用重視なデザインですが。
キャンプ用品コーナーには、火打ち石も。

地下にはアメリカとヨーロッパ諸国の軍服がずらり。
さすがに、質実剛健な素材で、着心地はちょっと悪そうですが。
空軍パイロットの冬帽子は、とても温かそうでした。

もう少し寒くなったら、ここで揃えるのもいいかも。

リンク
http://igoco.com/igoco.pl?listing=ABOUT&cart=

平成19年11月24日土曜日

Christmasに向けて1-Rittenhouse Sq.


今朝は氷点下になったようです。
華氏32度=摂氏0度、山の方は華氏20度台ですが、計算しないと気温の低さがピンときません。

Thanksgiving Dayが終わったと思ったら、早くも街ではChristmasの準備です。
もっとも、今月中ごろから、ツリーの飾りやカード、サンタクロース柄のお菓子などは売り出されていますが。
気が早いのは、日本だけではなさそうです。

昨日は近所のRittenhouse Sq.でツリーの点灯がはじまりました。
コンサートなどの催しもやっていたようでしたが、生憎、我々が行ったころには終わっていました。
うーん、ご飯は後にすれば良かったのかも。
でも、静かな中でツリーや、他の木々につけられた灯りを見るのは、なかなか幻想的で良かったです。
写真は公園の真ん中にあったツリー。
公園の周りの木にも、ボール状に灯りがついていました。
その近くの銀行で、サンタ帽子を配っていたので、二人してもらいました。
ふと周りをみると、結構たくさんの人がそれをかぶっている…

こちらでは、Christmasは1年で1番の行事だそうです。
英会話でも詳しく教えてもらえる予定。

平成19年11月23日金曜日

Thanksgiving Day続き


昨日は記録的な温かさだったそうですが、午後~夜の雨で一気に気温は平年以下。
今日は晴れましたが、風が強く、寒くなりました。

ペンシルバニア州では、Thanksgiving Dayの翌日の金曜日も休み。
この日はBlack Fridayと呼ばれていて、各店で大セールなのだそうです。
売り上げが赤字→黒字に変わるので、そういう名前がついたのだとか。
朝のニュースではショッピングモールの開店時間も案内され、中には夜中の12時や3時に開店するところもありました。
その時間に、ちゃんとお客さんが待っているのがまたすごい。
我々も買い物(というよりウィンドウショッピング)に行きましたが、開店して大分時間がたっていたので、普段の休日と同じくらいの混雑でした。
売り場は略奪の後のように品物が散乱していましたけど。

夕べのターキーはわりとおいしくできました。
ドラムスティック(手羽もと部?)に、塩・コショウ・ハーブ(ローズマリー、バジル、オレガノ、セージなど)・オレンジママレードを塗りこみ、1日置きます。
それに、クランベリーを煮詰めたソースを塗り、オーブンへ。
最高温度で20分、180℃に下げて20分ほど焼きましたが、もうちょっと焼いた方が、身がやわらかくなったかなあ、と思います。

マッシュポテトは、ホクホクが好きなので、レンジで作りました。
よく洗って、芽や傷を除き、皮のままぴっちりラップして10分くらい。
皮を剥がして、塩・コショウで味をととのえました。

写真はスウィートポテトパイです。
(これ以外は、撮る前に食べてしまったので…)
サツマイモは皮を剥いて、適当に切ってレンジでやわらかくし、つぶします。
砂糖・塩少々、バニラエッセンス、シナモンで好みに味付け。
下の生地は、小麦粉とパン粉を半々にいれ、蜂蜜・植物油小さじ1くらい入れ、ぱらぱらに混ぜます。
水を少しずつ加えて、硬めの生地にし、型に。
上からつぶしたサツマイモを入れて、180℃のオーブンで20~30分くらい焼きます。
油をほとんど入れていないので、市販のように、サクサクしたタルト生地ではありませんが。

平成19年11月22日木曜日

Thanksgiving Day Parade


今日はThanksgiving Day。朝からパレードがありました。
その宣伝には、「ターキーまでの時間をつぶすのにもってこい」。
天気も良く、長袖では汗ばむくらいの気温でした。

我々も見にいったのですが、8時半から行進開始なのに、起きたのがその時間。
明日からまた寒くなり、天気も悪そうなので、私は普通に洗濯。
おまけに、進路を勘違いし、見に行く場所の選択に誤りました。
なので、見れたのは行進の後の方のみ…
前半部分は、テレビ中継をちらっと見ただけに終わりました。

このパレードは、前半はThanksgivingにちなむもので、ターキーの山車などが出ます。
動いているのは見れず、行進が終わって止まっているものを見てきました。
列の後半は早くもChristmasのもの。
ペンギンの大きな風船人形や、ネコサンタの山車など。
写真はどこかのミスが乗った山車です。
(このミスたち、独立記念日の時も見たような気が。忙しいですね。)
最後尾はサンタクロースの乗った、トナカイそりの山車で、それが来た途端、こどもたちはプレゼントの希望を書いた画用紙をサンタクロースに見せていました。

路上には、パレード見物グッズ(折りたたみ椅子、毛布、キラキラのビニールがついた棒状のものなど)を売る人や、風船・人形・クリスマス飾りなどを売る人もたくさんいました。
商売上手はどの国でもいるんだなあ、と。

スポンサーのテントがあり、キャンベル社は各種スープの試食を出し、大手スーパーはハロウィンの売れ残り?クッキーを出したり、ハーシーズがKissシリーズ100周年記念で、チョコレートを配ったり。
(この車がKissチョコレートデザインで、かわいかったです。)
恒例のフェイスペインティングもあって、大人も子供もいろんな絵を描いてもらっていました。

我が家では、これからThankgivingっぽい夕飯の予定。
とりあえず、マッシュポテトとスープ、スウィートポテトパイを用意。
後はターキーの足を焼こうと思っています。
うまくできたら、明日にでも書き込みします。

平成19年11月21日水曜日

RAD Class 3

今日は20度近くまで気温があがりました。
明日のThanksgiving Dayを控え、スーパーはもちろん、露店の八百屋も混んでいました。

夕べはRAD Classの3回目。
先週の復習をした後、腕や体をつかまれたり、首を絞められそうになった時の対処を習いました。

・肩や腰に手をまわされ、嫌だと言っても放してくれない時
つかまれた側と反対の手で、相手の手をつかみ、それを中心にくるっとまわる。
相手から体が離れるので、つかんでいた相手の手を思い切りそらし、ねじって、強く突き放す。
で、Run!
「パーティとかで、しつこい男にからまれた時にも使えるわよ。」とのこと。

・両腕をつかまれてしまった時
低い位置に腕があるなら、すばやく両腕のひじから下を上げる。
高い位置の場合は、すばやく両腕のひじから下を下げる。
このとき、手は指をそろえて伸ばすのが良い。
やってみるとわかりますが、これだけで、本当に腕を振り払うことができます。
秘訣は、相手の親指がある方に向かって勢いよく腕を動かすこと。
ぐっと握っても、親指側は力が弱いからだそうです。

・抱きつかれた場合
まず、両足を少し曲げ、体を安定させる。
落ち着いて、どういう攻撃が効果的かすばやく判断。
頭突き、動かせる方の腕で肘鉄・こぶしを振り下ろす、目潰し、喉を突く、蹴り上げ、膝蹴り、すねを蹴る、足の甲を思い切り踏む、睾丸をつかんで思い切り引っ張る…
蹴りや膝蹴りの時には、相手の腕をつかむとより力が入り効果的。
Stercyさんの見本は、実際にやられたらものすごく痛そうでした。

・腕で首を絞められた時
慌てず、片方の手で相手の絞めている腕を少し持ち上げ、顔を横に向けて首に腕が回るのを防ぐ。
そのまま、もう片方の腕、足、頭を使って、できる限りの攻撃。

・前から手で首を絞められた時
両腕をクロスさせ、両手の親指と他の指が直角になるようにし、その間に相手の腕を入れ押さえる。
相手のひじが伸びている時は、勢いよく両腕を左右に突き放す。
相手のひじが曲がっている時は、それ以上絞められないよう、両腕でぐっと押さえ、隙をみて目潰し、頭突き、蹴り、などの攻撃。
Staceyさんいわく、「個人的には目潰しが好みね。そうすれば、反射的に相手は自分の目をおさえようとするから、逃げられるし、目が見えなければ追いかけられないでしょ。命がかかってるんだし、指が汚れるとか気にしてちゃだめよ。」

・後から手で首を絞められた時
左右どちらに逃げるか決め、逃げる方の腕を高く上げて、僧帽筋と首で相手の手を締め付ける。
隙をみて、上げた腕を中心に、くるっとまわり、相手を突き放して、Run!
高く腕を上げることによって、意外と相手の手は締め付けられます。
逃げる時に、すばやくくるっと回ると、相手の手首がねじれるので、効果あり。

Staceyさんは話も上手で、さりげなく冗談も入ります。
準備体操で足を付け根から回す運動の時。
「こうやって、付け根からね。(ギターを弾くまねをして)エルビスのつもりで!って先週も同じこと言ったわね。ハハハ。」
男性インストラクター(Colmenさん)と見本を見せている時。
「例えば、後からこうやって抱きつかれたりしたら、まずは声で。ちょっと、やめて!はなして!…あら、またあんたなの」
首絞めから逃げる練習の時。
「さ、皆お互いに絞めあってみて!」

そんなこんなで、あっというまにレッスンは終わりました。
来週はインストラクターが、実際に抱きついてきたりするので、それから逃げる練習だそうです。

平成19年11月20日火曜日

都市の危険度

どうもすっきりしない天気。
せっかくの祝日も雨の予報です。

昨日のMetroに、全米の都市の危険度ランキングが紹介されていました。
詳細は下記のURLから、PDFで確認できます。

http://www.cqpress.com/media/citycrime2007.html

毎年危険度1位だった、お隣ニュージャージー州のCamdenは今年は5位に落ちています。
フィラデルフィアは、これまでよりも上って21位だそうです。
あくまで統計ですけれど。
やっぱり気をつけるに越したことはないなあ、と思いました。

平成19年11月19日月曜日

Thanksgiving Party


今朝は冷え込みました。といっても、部屋の中はちょっと暑かったのですが。
州北部の山の近くは雪で、この時期では記録的だったそうです。
幼稚園から大学まで、学校の始業が遅れるとのアナウンスが流れていました。

夕べは、習字に来ているえみこさんのお友達が主催の、Thanksgiving Partyに行って来ました。
手ぶらではあまりに図々しいので、夫の実家からいただいた海苔とお茶を持っていきました。
ちょっと遠いので、えみこさんの別のご友人に車で送っていただくことに。
ドレスも持っていなければ、テーブルマナーにも自信なしですが、カジュアルなホームパーティだと聞き、一安心。
主催の方は、日米協会に関係があるそうで、今回のパーティには主に日本人が招待されていました。
10数人が参加し、食べたり、飲んだり、おしゃべりしたり。

お料理は、メインのターキー丸焼きに、ブタモモを豪快に焼いたもの、マッシュポテト2種、スタッフィング(小さく切ったパンにハーブやトリのだしがからんだもの)、フライドオニオンとインゲンのホワイトソース和え、コーンマフィン、クランベリーソース(ターキーにつけるのが伝統的だそう)、スウィートポテト、それにデザートにはチーズケーキとスウィーとポテトパイ、アップルパイととても豪華でした。
これだけ用意するのは、さぞかし大変だったろうなあ、としみじみ思い、ありがたくいだたきました。
どれも、こってりしすぎずおいしかったです。
ターキーや豚肉がすごくやわらかくて、驚きました。

玉ねぎが食べられないはずの夫が、インゲンの料理をパクパク食べていたでびっくり。
カリカリに揚がっていたので、玉ねぎだと気が付かなかったみたい。
私が教えてからは、食べられなくなってしまいましたが…
言わなきゃよかったと、ちょっと後悔。

牧師になるために神学校に通っている方が、感謝祭の起源についてお話してくださいました。
それによると、1620年にピルグリム・ファーザーズが初めてプリモスにやってきた時、運悪く農産物の収穫が悪く、ネイティブアメリカンの人たちが助けてくれたのだそう。
翌年は、一転して大豊作で、おかえしにネイティブアメリカンの人たちを誘って、三日三晩の大宴会を開いたのだとか。
それにキリスト教の影響が入り、ワシントンが大統領になったころ、国を挙げて祝うようになったのだそうです。

感謝祭当日の様子はまたあらためて。

平成19年11月18日日曜日

Greens

昨日プールが使えなかったので、今日泳いできました。
プールの室温・水温ともに低くて、動いてもずっと寒いままでした…
最後にシャワーで温まったと思ったら、帰り道は時雨空で、再び体は冷え冷え。

こっちでは、菜っ葉類は総じてGreensと呼ばれています。
よく買うのが、collarard、kale、turnip top、mustard green、キャベツ、レタスあたり。

collardとkaleはキャベツの仲間です。
前者はキャベツの外側がより緑に、より大きくなった感じ。
後者はそれがチリチリになったもの。
味はキャベツの味が濃くなった感じ。
日本のスーパーでkaleを買ったときは、大きくなりすぎていたのか、煮込んでも煮込んでも全然軟らかくならなくて、おいしくなかったのですが、こっちのはそんなに硬くありません。
ただ、さっと炒めるような料理にはむいていなくて、じっくり煮込んでスープに入れるのと良いです。

turnip topはかぶら菜のこと。カブの根っこ部分はturnipで売っています。
mustard greenはからし菜でしょうか。ちょっとピリッとした味です。
この2つは、collardやkaleより軟らかくて、ダイコン菜と似たような味。
なので、和風のスープや雑炊にもよく使っています。

ここのキャベツは、季節にもよるのでしょうが、日本のより硬くて味が濃いように思います。
私は生でバリバリ食べるのも好きですが、炒めるときは少し長めに火を通した方がおいしいです。
お好み焼きもやってみようと思ってるのですが、それにはちょっと硬いかも…

夏場にお気に入りだったのが、green lettuce。
玉状のではなく、ちりちりの葉っぱのやつ。
歯ごたえがあって、そのパリパリ感になぜかやみつきになりました。

他、中華街に行くと、チンゲン菜や白菜なども他より安く買えます。
ただ、中国名で書いてあるので、いまいちよくわからないのが難点。
チンゲン菜っぽいものでも、大きさが違って別の名前だったり、白菜も細長いのはまた別物だったり。
水菜や空心菜などもあります。

平成19年11月17日土曜日

Swim Meet


土曜日は、昼ころに二人して大学のプールに行きます。
今日も、早めに昼ごはんを食べ、いそいそとジムへ。

ところが、ドアには「今日は試合のため、プールは使えません」との張り紙。
せっかく来たことだし、ちょっとのぞいてから帰ることにしました。

参加チームは、ペン大、コーネル大、プリンストン大の3校。
女子チームの試合でした。
プリンストンチームが強く、どの種目でもトップ。
このプールでの新記録も2つ出ました。
そのうち、1つは1000ヤード(914m)自由形で、だんとつ1位だった選手の泳ぎは、最初から最後までほとんど変わらず、たくましい泳ぎでした。
泳ぎ終わった選手の顔を見ると、疲れた様子もなくまだまだ余裕があり、すごいなあと。
(アイメイクが落ちてなかったのにも感心。)

前半と後半の間に、板飛び込み競技もありました。
試合を見たのは初めてなので、おもしろかったです。
ルールがよくわからず、結局順位もわからないままでしたが…

選手たちは、体格が良くて、顔もきれいな人が多く、いいなあと羨望のまなざしでした。
今更遅いですが、私も部活動やれば良かったなあと、ちょっと後悔。
もうちょっと速く泳げるようになりたいです…

平成19年11月16日金曜日

ちらし寿司作り


風が強くて、自転車が押し戻されるような感じでした。
来週あたり、最低気温が氷点下になる予報。

博物館ボランティアで知り合った、中国人のBeiさんは、大学で日本語を専攻していたこともあり、日本びいきな人。
ご主人ともども、日本食に興味津々で、寿司に挑戦したいというので、お手伝いに行きました。

ここの魚が生で食べられるほど新鮮か疑わしいよね…ということで、ゆで海老、玉子焼き、ツナ、椎茸、人参、筍で、巻き寿司にしよう!ということに。
Beiさんの家にて、早速準備開始。
お米はジャスミンライスだけど、まあいいか。
酢と砂糖・塩混ぜたけど、ちょっと味見して。
玉子焼きには何か味つける?
あ、私缶切持ってないや…ツナは次の機会に試すね。
わいわいやっているうちに、ご飯が炊けて、すし酢を合わせて、そろそろ具を巻くか、という時に、二人とも海苔を準備するのを忘れたことに気が付きました。
急遽ちらし寿司に変更。
長めに切ってあった人参や筍などを、細かく切りなおし、ご飯に混ぜて、椎茸、玉子、海老をトッピング。
おお、わりと豪華。
写真はBeiさんが撮ったもの。
ご主人もお昼ご飯を食べに帰ってきて、3人で試食。
お二人とも、気に入ったみたいで何よりでした。

その後、ご主人は学校に戻り、Beiさんはバナナケーキを焼き、それを食べつつ、長々おしゃべり。
アメリカのお菓子は甘すぎるとか、ここの人は周りを気にしなさすぎとか、二人で意見が一致しておもしろかったです。
今度は何か中華料理を教えてもらおうかな、と思っています。

平成19年11月15日木曜日

各地のNew Year

今日は朝が一番気温が高く、段々寒くなるという変な天気。
習字に新しい日本人の方が増えました。
加えて、Martaさんのところに遊びに来ていたお友達が体験。
楽しんでもらえたかな…

昨日の英会話は、アメリカのHolidayについてでした。
(もっとこの授業が早ければ、Colombus Dayに間違わずに済んだのに…)
ついでに皆の国の習慣も紹介しあうということになり、しどろもどろに日本の大晦日~正月とバレンタインについて話しました。

日本では正月三ヶ日が中心ですが、アメリカやフランス、イタリア、ドイツではNew Year's Eveの方が盛り上がるみたい。
フィラデルフィアでは12月31日に、カウントダウンや花火などの催しがあったり、教会に行ったり。
「3,2,1. Happy New Year! Whoo!って、あっちこっちで歓声が聞こえるわよ」とのこと。
1月1日には、店も休みだし、のんびり過ごす人が多いのだとか。
朝から晩までパレードがあり、TVでも中継するそうです。

イタリアではブタの肩~すねあたりを豪快に使う、正月料理があるそうです。
ドイツは大晦日はバンドなどで盛り上がるのに、元旦は「なーんにもない」のだそうで。
フランスでは、エッフェル塔でカウントダウンのイベントがあったり、コンサートがあったり。

台湾では、若者は皆友達と、各地のカウントダウンイベントに繰り出すそうです。
3日くらいは、そうやってあちこち行って遊ぶみたい。

中国では、春節祭には、家族が揃わなくてはいけないそうです。
正月休みは4-7日くらいとれて、行事は15日くらい続くそうです。
家族で正月料理(どんなものか聞く暇がありませんでした)を作って、テレビで祭りの様子を見るのが典型みたい。
(この祭り中継、9割くらいの人が見てるとか)
こども達は、赤い袋に入ったお年玉や新しい洋服をもらえるそうです。

所変われば、お祝いの仕方も変わるんだなあ、と興味深く聞いていました。
来週はクリスマスの話題。楽しみです。

平成19年11月14日水曜日

RAD Class 2

今日は朝から霧でした。
人間にはちょうど良い湿気でしたが、洗濯物は乾かず。
勝手ですね…

夕べは、RAD Classの2回目でした。
Staceyさん、結構中年体形なのに、動きはすばやくて、もう1人の講師との模範は迫力がありました。
黒人のお姉さんは来ず、3人でみっちり練習したので、忘れないうちにおさらい。

・ヒトの体の弱点
顔と頭(特にあご、鼻、目)、喉、胸、腹部、股間、すね、足の甲、指、肘-手首
このあたりに強い衝撃を受けると、激痛!

・姿勢
1.Cautious Contact(注意の姿勢)
不審な人が来たら、利き足を肩幅分くらい後に下げ、体を軽く横に向ける。
こうすることで、相手がすぐに攻撃できる弱点が減る。
腕は手をつかまれないよう、おなかあたりに。
ただし、腕や指を組むと、次の動作が遅くなるので、注意。

2.Warning Contact(警戒の姿勢)
相手が向かってきて、体をつかまれそうになったら、1の姿勢から、来るな!という感じに両腕を前に出し、「Stay Back!」と大声を出す。
腕は伸ばすと衝撃を受けた時に怪我しやすいので、軽く曲げておく。

3.Defensive Stance(防御の姿勢)
2で相手が止まらず、さらに迫ってきた場合、手をこぶしにし、膝を少し曲げて、「NO!」と更に声を出す。

・ブロック
上の3から、相手が攻撃してきたら、利き手とは逆の腕を左右上下に動かし、防御する。
腕の小指側は、わりと丈夫なので、その部分で防御する。
目線は相手の体を広範囲に見る。
防御の度に、「No!」と言い続ける。
利き手は隙をみて、攻撃できるように構えておく。

・パンチ系
腰から上半身全体を回すように、すばやく利き手を前に。
手の形は4種類。
こぶし=顔の鼻付近をめがけて。親指は立てたり、他の指の内側に入れないこと。
指の付け根を伸ばしたこぶし=喉めがけて。親指は人差し指に添える。
指を伸ばす=目をめがけて。
手のひら=あごを上に持ち上げる感じに。あごに当たらなくても、鼻に当てられる場合も。
指は軽くまげておく。
また、ひじを高く上げ、こぶしを振り下ろすのも効果的。鼻を狙えばはずしても鎖骨に当たる。
腕をつかまれてしまったら、その腕も引きながら、相手のひじ裏めがけて振り下ろす。

・肘鉄系
後からつかまれそうになったら、上半身を回転させながら斜め上に勢いよく。
片方でミスしたら、すかさずもう片方をする。
腰の位置から、勢いよく後に肘鉄をすると、おなかに当たりやすい。

・キック系
膝蹴り=相手に肩付近をつかまれてしまった時に効果あり。相手の腕や肩などを持って、腰を使って思い切り膝でおなか~胸付近を蹴り上げる。頭は相手の頭突きを防ぐため、少し横によける。太ももを狙っても効果的。
足の甲で蹴る=甲を伸ばして、腰を回しつつ、足を振り上げる。股間(相手が前かがみなら頭など)を狙う。
足の裏で蹴る=蹴るというより、膝から下を一気に出して、押す感じ。狙うのはおなか~股間付近。
スナップキック=後に下げた足とは逆の足を少し持ち上げ、膝から下を勢いよく上に。足の甲は伸ばす。ただ、このキックが使える距離なら、膝蹴りの方が効果があるそう。

攻撃の基本は、腰をきちんと使うこと。
体重がのって、破壊力が増すだけでなく、より遠くまで腕や足が届くため。
そして、行動の度に、「No!」と声を出すことも大事。
少しでも隙ができたら、すぐに逃げること。

3人で、「No! No! No!…」と叫びながら、練習をしました。
ほとんど掛け声。
「Help!」でもいいけれど、「No!」はスペイン語でも同じ意味だし、他の国の人にも通じやすいでしょ、とのこと。

わりといい運動になるし、英語の訓練もできる、非常に有意義な時間でした。
そして、宿題…今日やったことを、両手両足で毎日20回ずつくらい練習してね、と。

平成19年11月13日火曜日

UPenn Museum


今日は午後から出かけるので、朝のんびり。
気温も週末よりは高めで、過ごしやすいです。

何度も博物館の話題を出しておきながら、何も紹介していなかったことに気が付きました。
正式にはUniversity of Pennsylvania Museum of Archaeology & Anthropologyという名前です。
世界各地の考古学と民族学の資料を扱っています。
建物が変わった造りです。
こげ茶色のレンガで、どこか遺跡のような感じ。
古い部分は100年以上前に建てられたものだそう。
それに建て増しをしているので、内部はとても複雑で迷路みたいです…
古い部分には冷房設備がなく、夏場は扇風機でしのいでいます。
メインエントランスから入ると、庭がとてもきれい。
団体や障害のある人、職員のエントランス、駐車場、駐輪場は南側にあります。
展示は主に古い部分で、南側の新しい建物は資料保存室や図書館、各調査室、事務室などになっています。

ここの展示の目玉は、古代エジプトコレクション。
写真は2階のMerenptah王の宮殿で、第19王朝(BC1213-1204)のもの。
柱やスフィンクスなどで、当時の様子が再現されています。
この遺跡の発掘に、博物館の先生が関わっていたのだそう。
3階には棺やいろいろな像が並び、ミイラの部屋があります。
高貴な身分のミイラから、瓶に入れられただけのものまで、歴史とともに紹介されています。
(ミイラと言えど、やっぱり遺体には変わりなく、一人だとちょっと怖くなります。)
他には、装飾品や、アマルナ時代の美術品などのコーナーがあります。

考古学資料では、他にギリシャ・ローマ、それにイスラームとインカ・マヤのコーナーがあります。
ローマのガラス細工や大理石の像、モザイク画、ギリシャの古い土器などなど。
イスラームコーナーのタイルがすごく美しい!
マヤ文明の柱には、不思議な文字が描かれています。

民族学資料では、アラスカ、ネイティブインディアン、オセアニア地域、カリブ海地域、アフリカ、東南アジア、中国…のコーナーがあります。
最初の2地域と中国のものが規模が大きめです。
ネイティブインディアンの各部族ごとに、衣装や住居、生活の様子、宗教観などが紹介されています。
アラスカでは同じく衣服やカバンなどの生活雑貨、船や家の様子が。
中国コーナーは高い丸天井の部屋で、仏像や大きな水晶玉などが展示されています。
(レセプションをやったのもこの部屋です。ちなみに隣はエジプトの棺と像…)
他のコーナーは、実はあまりゆっくり見ていません…

日本でもそうですが、お土産コーナーはこちらでも人気。
Museum Shopは3箇所にあります。
うち1つはこども向けで、ヒエログリフのテンプレートがついた定規とか、シール、子ども向けの本などが置いてあり、小学校から団体がくるといつも大騒ぎ。
大人向けのお店には、民族衣装やアクセサリーなんかが置いてあります。

2箇所くらい大きなステージがあり、夏場には毎週のように、各地域の民族音楽や民話の催しがありました。
また、入ってすぐの廊下では随時写真展。
昔の発掘現場や、その地域の人々の暮らしの写真が展示されています。

開館時間は火-土:10:00-4:30、日:1:00-5:00
入館料は大人8ドル。
6歳以下のこども、Museum Member、Penn Cardのある人、ボランティアは無料です。

リンク

平成19年11月12日月曜日

Super Fresh

夕べのヒーターは勢いが強かったのか、朝部屋の中が暑い…
つくづく無駄の多い国だよな、と思ってしまいます。

まだ紹介していませんでしたが、10th&South St. と5th St.の305番地(Walnutあたりだったかと)に、Super Freshという、大きめのスーパーがあります。
(もっと他にも店舗はありますので、詳しくはHPを)
店内はきれいで、品揃えも良いです。

週間特売チラシに載っているものと、各商品の値札に張ってあるRed Tag Saleはお買い得なものがあります。
時々、驚異的な特売品に当たることもあります。
8オンスのチーズ99セント、5ポンドのジャガイモ97セントとか。
ただ、その他、特に野菜・果物ははっきり言って、高いです。
物によっては、向かいのWhole Foodsのオーガニックものの方が安いくらい。
缶詰などの加工食品、乾物は、American Choiceというメーカーのものが、他のメーカー品に比べて安くなっています。
(イズミヤのgood-iみたいなものでしょうか。)
あと、ケーキ売り場に、他店と比べてもすごい色使いのケーキが。

特売の中にはカード会員限定のものもあるので、作っておいて損はしません。
奥のカウンターで即時発行してもらえます。

リンク
*Super Fresh=http://www.superfreshfood.com/index.asp

平成19年11月11日日曜日

Thanksgiving Dayに向けて


今日はVeterans Day という祝日でした。
役所や企業、郵便、学校などは休みになる場合が多いそうです。
でも、大学は休みでないみたい。
日曜なので、どちらにせよ休みでしたが。
月曜は振り替え休日として、休みになるところもあるそうです。
博物館のErinさんに、何か特別なことはするの?と聞いたところ、親族や親しい人を戦争で亡くした人は、お墓参りに行ったりするそうです。
彼女は、「うーん、ショッピングかなあ。あちこちで特別セールをやっているし」とのこと。
パレードがあったりもするのだとか。

22日にThanksgiving Dayを控え、それの準備?が。
スーパーではローストターキーの予約受付、家で作る人向けの材料各種が大々的に宣伝されています。
Freshgrocerでは、「100ドル以上買った人に、ローストターキー1羽プレゼント!」とのチラシ。
テレビの料理番組チャンネルでは、いつもの番組もThanksgiving Dayメニュー。
伝統的なターキーの焼き方から、ちょっとアレンジしたものまで、各シェフが腕をふるって紹介していました。

通りかかりにWilliams Sonomaをのぞいたら、ちょうどターキーを切り分ける実演中(写真左)。
「まず、このように足と羽を切り落とし、胸を切り取ります。ナイフを胸の下に入れて下さいね。食べやすいように、こう薄切りにしてサーブします…」という具合。
10人以上のお客さんが真剣に見ていました。
全部は見ていませんが、本当、実に鮮やかに解体されていきました。
その他、店内にはいろいろな季節商品がずらり。
右の写真は、ターキー型に焼けるケーキ型の紹介。
縦半分の形が2つある型で、焼いてあわせれば写真のようになるそうです。

うーん、うちでも何か考えよう。

平成19年11月10日土曜日

昼のおとも


夕べから時雨たようで、今日は日差しもなく冷たいです。
乾燥は少しましなので、その点は過ごしやすいですが。

だいたい昼ごはんは、適当にパンやカステラ系をかじっています。
よく作るのが、雑穀シリアルのカステラ。
数種類の雑穀が入った、火を通して食べるタイプのシリアルが売っています。
textured vesitable proteinという、大豆タンパクをそぼろ状に乾燥させたものも。
このシリアルと、大豆タンパクを1カップずつくらいボールに入れ、軽く混ぜます。
好みでココアパウダー、砂糖、蜂蜜、レーズン、ナッツ、シナモン、バニラエッセンスなどを入れます。
(私は、ココアと砂糖を大さじ2杯くらい、レーズンとココナッツを入れるのが気に入ってます。)
水か牛乳を2カップくらい入れて、よく混ぜます。
(バターケーキくらいの硬さの生地になるよう、調節します。)
油を塗った型に入れて、180℃くらいのオーブンで30分くらい焼きます。
ニンジンやカボチャなんかを入れてもおいしいです。
型に入れず、手で丸めたり、ドロップクッキーみたいにしても。

最近、朝からプールに行き、腹ペコの状態でお昼を食べるので、こういういろいろ入ったものだと、体にしみる感じがします。

平成19年11月9日金曜日

Pears

例のthank you cardが刷り上がりました。
ハンコ部分を赤で印刷すると、予算オーバーとのことで、今日、150枚くらいのカードにペタペタ押してきました。

夕食後に果物をよく食べています。
お気に入りは、pear洋ナシです。
いろんな品種があって、皮の色はレンガ色、黄緑、黄あたり。
大きさはリンゴ大から、スモモ大まであります。

どれも本当においしい!
口にほおばると、ふわっと香りがして、甘酸っぱい果汁が。
店(の通常の棚)に置いてあるのは、まだ少し硬めで、味が薄かったり。
2,3日して、触って少しやわらかいかなーくらいがおいしいです。
見切り品だと、ちょうど食べごろになっています。
よく、ケーキやタルトなんかにしたのを見かけますが、そのままの方が私は好きです。

ホウスイ、コウスイなどの日本梨を売っている店もあります。
Asian pearの名で売っていたものは、味は二十世紀に似ていて、形は洋ナシでした。

平成19年11月8日木曜日

屋台

今朝の最低気温は、華氏33度、摂氏だとほとんど0℃です。
待ち行く人もすっかり冬の装い。
さすがに半袖、短パンの人もいなくなりました。
(ごくまれにそういう元気な人がいたりしますが・・・)

大学やオフィス、公園などの近くには、屋台がたくさん出ています。
(フードトラックというそうですが、めんどうなので屋台。)
一番多いのは、ホットドックとサンドイッチ(パンに具がはさんであるものの総称です)。
大抵、チップス、ジュース、マフィン、プレッツェル等のスナックも一緒に売っています。
他には、フルーツサラダ、中華料理、インド料理、メキシカンの店をよく見かけます。
大きめの厨房付きトラックと、小さめの牽引タイプがあります。
どちらも、店の大きさにしてはメニューが豊富です。

早いところは、朝6時くらいから開店していて、朝メニュー・昼メニューが分かれている場合も多いです。
こっちの人の典型的朝食は、シリアルや甘い菓子パン系。
昼ごはんは日本より遅めで、1時から2時くらいの様子です。
私の予想では、家で軽く食べる→通勤・通学途中に屋台で買い足し→職場・学校で朝ごはん第2弾。

値段は各店でちょっとずつ違いますが、ホットドックは1ドルから、ホーギー(大きめのロールパンに具がはさんである)は3ドルくらいから。
中華なら2ドルくらいからスープがあり、3ドルくらいからチャーハンや炒め物+ご飯があります。
大学付近より、Market St.のオフィス街の方がちょっと高めでした。

どこの店でも、メニューは似ているのに、やっぱり人気な所とそうでない所があるようです。
大学付近では、Magic Carpetというサンドイッチ系の屋台やKim's Oriental Food(37th Samsonジムの西隣)などが人気みたい。
周りの店がかわいそうになるくらい、お客の列に差が出ています。

夕方4時くらいから、店じまいになるようで、この時間帯になると、トラックが帰っていったり、牽引タイプは別の車に引かれて帰っていきます。

平成19年11月7日水曜日

RAD Class1

朝夕がかなり冷え込むようになりました。
風が強くて、冷たいので、自転車だと頭が寒いです。
帽子がいるなあ。

夕べ、RADのクラス第1回に行ってきました。
Rape Aggression Defenseの略で、性的被害などから身を守るための方法です。
講師はStaceyさんという、この道十年以上のベテラン。
(少ーしの間よ!と言ってましたが)
肌寒い講義室で、我々が上着も脱がずにいる一方、半袖ポロシャツで平気な顔。
それだけですでに頼もしい。
生徒は、私の他、Beiさんと、その友達のYangさん、ちょっと昔のマイケル・ジャクソン似の黒人さん(名前は覚えれませんでした)の4人です。

第1回目は、実技レッスンを受ける時の注意事項や、持病・ケガなどがないかの確認や、RADの基本理念などの講義でした。
相変わらず、全部は聞き取れませんでしたが、テキストもあったし、Staceyさんがわかりやすい例、身振りをまじえてくれたので、大体わかりました。

このレッスンのポイントは、「危険に気付く」「危険を減らす」「危険を認識する」「危険を回避する」ことを身につける、とのこと。
性的被害は、年齢や人種、見た目にかかわらず、誰でも遭う恐れがあるもの。
(アメリカでは3人に1人の女性が、痴漢等を含めなんらかの被害に遭っているのだそうです。)
しかも、最近の性犯罪者は、家庭もあり、教養もあり、地位もそこそこという人が増えているのだとか。
日ごろから、身の周りに注意が必要です。
気をつけていても、被害に遭いそうになったら、まず大きな声を出すのがいいそうです。
キャーと叫ぶのでなく、NO! STOP! STAY BACK!とはっきり拒否するのが大事だと。
(このときのStaceyさんの声が、ほんとにすごくて、思わずビクッとなりました。)
それでも、体を捕まえられてしまったら、逃げる目的で力を行使することが、法律でも認められているそうです。
あくまでその場から逃げるためなので、「犯人をボコボコにするとか、追いかけていって捕まえたり、別の日に仕返ししたり、ってのはだめよっ」とのことです。
「速やかに警察に連絡するように!」

来週から、いよいよ実技レッスンです。
一番大事なのは、自分の身の安全を守るのは自分の責任である、ということです。

平成19年11月6日火曜日

Jicama Root


夜中から雨だったようです。
これで少しは湿気が入るかも。

今日から、11月の火曜の夜に、護身術を習いに行きます。
同じ博物館ボランティアのBeiさんが教えてくれたイベントで、一緒のコースをとることにしました。

ここの野菜売り場には、いろんな根菜がおいてあります。
写真のはその一つ。
辞典をひくと、日本語では「クズイモ」というそうです。

食感はダイコンかぬめりのない長いもといった感じで、シャキシャキしています。
味はちょっと甘めで、くせもなく、さっぱりしています。
細切りにしたのを、生でサラダに使ったりするようです。
他、スープに入れたり、ハムなどと炒めたりしてもおいしかったです。
火の通りは早いですが、煮崩れはあまりしないみたい。
例のごとく、夫はいまいちだったようですが…

平成19年11月5日月曜日

Antique Row


昨日は休みでぐうたらしていたので、気が付きませんでしたが、1時間ずれると、当然朝7時でも明るいし、夜が来るのも早いです。
ちょっと変な感じ。
Premaさんのご兄弟は、アリゾナ州にいらっしゃるそうですが、ここはサマータイムを導入していないそうです。
ただでさえ、時差が数時間あるのに、サマータイムでさらにずれるので、電話などの時にややこしいとおっしゃってました。

そうそう、今朝はニュースで生カーチェイスをやっていました。
しばらくして、犯人は車ごと、どこかの駐車場でパトカーに囲まれ、無事逮捕されていました。

話は変わりますが、Pine St. のBroad St. から9th St.はAntique Rowと呼ばれています。
その名の通り、アンティークを扱うお店が並んでいます。
ショーウィンドウには、レンガや石造りの家に合いそうなソファや、レトロなランプなどなど。
各国の雑貨を扱うお店(写真)もあります。
看板のところに、シャボン玉製造機みたいのがついていて、そこからシャボン玉がふわふわ。

あまり中まで入ったことはありませんが、このあたりはレンガ造りの背の低い建物が多くて、街路樹もしっかりしているので、散歩にはとても良いです。

リンク
*Antique Row=http://www.antique-row.org/

平成19年11月4日日曜日

葉書を売る

朝起きて、早速テレビで時間を確認して、時計を合わせました。
でも、携帯は一度ネットにつないで、情報を受け取らないといけなかったみたい。
昼過ぎに気が付いて、合わせました。

博物館で頼まれたThank you card、やたらとウケが良かったので、もしかして売れるかもと思い始めました。
漢字を書いた商品は多いですが、和歌は珍しいみたい。
日本のことを紹介するいい機会にもなるかな、と。
練習もかねて、暇な時に、古今和歌集から気に入ったのを葉書サイズの画用紙にかいて、ゴムで彫ったハンコをぽん。
拙い訳と出典のメモをつけました。

昼ごはん後、近所のRittenhouse Sq.に店開き。
1枚50セント、2時間ほどで20枚くらい売れました。

一番最初のお客さんは、開始5分頃にのぞいてくれたお兄さん。
短歌が好きなそうです。
その次は、二人組のちょっと強面のおじさん。
2ドルくれて、「適当に4枚見繕ってくれ。」
「ええと、いろいろメッセージがあるのですが…」
「そうか、じゃあ、このあたりがいいかな。」
その後、さらに6枚買ってくれました。
人を待っている間に、のぞいてくれたインド人の女性は、なんと同じアパートの人でした。
最後は初老のご夫婦。
娘さんが日本に留学したことがあるそうです。

皆さん、「Whao! It's so beautiful!」と言って、喜んでくれました。
もっと高くてもいいんじゃないの?と言う人もいましたが、2枚で1ドルというのが良い設定だったと思います。

材料費のもとは取れたので、またやってもいいなと、ちょっといい気になっています。

平成19年11月3日土曜日

サマータイム終わる

こっちでは、夏場は省エネの目的でサマータイムが導入されています。
もっとも、サマータイムとは言わず、"Daylight Serving Time"というそうですが。
それが、日曜の午前2時に終わり、1時間時計が戻ります。

10月ころから、そろそろサマータイム終わるんじゃ、と気にしていたのですが、検索をかけても、日付がまちまち。
9月いっぱいまでとか、10月の最終日曜までとか。
近年は後者が採用されていたようですが、今年は更に1週間延期になったのだとか。
博物館の事務室で聞いたところ、Premaさんのスケジュール帳にちゃんと書いてありました。
うーん、カレンダーかスケジュール帳は必要なんだな、としみじみ。

今週半ばくらいから、ニュースの天気予報でも、ちゃんとアナウンスがありました。
「土曜日の夜は、時計を1時間戻してから寝ましょう。」
別に日曜になってからでもよいのですが、英会話のSarah先生が言うには、
「土曜の夜に1時間もどせば、その分遊べるから。」
もちろん、ジョークですが。

我々は、日曜になってから、時間が違うのを確認して、時計も変えようと思います。

平成19年11月2日金曜日

初期赤字解消

大分日が短くなりました。
7月は8時半くらいに日没だったのが、今では6時ころ。
日の出も遅く、7時に起きた時にはまだ暗いです。
ハローウィーンが終わり、店の飾りが次々と撤去され、ちょっとさびしいです。

先ほど、10月分の家計をまとめたところ、無事、初期赤字解消です!
と言っても、二人分の京都市民税を考えると、やっぱり赤字ですが。
次は、目指せ!ビザ更新費用。

そんな我が家の家計は…
家賃=$1375(+Security Deposit$1375)
食費(朝+夜)と必需品=平均$200。ここ3ヶ月くらいは$100くらい。
電話=3ヶ月ごとに$21.40×2台
その他に、夫に$200渡し(少なくてかわいそうですが)、私が自分の口座から$100ちょっと使っています。

数字だけ見ると、ろくなもの食べてないように見えますが、ちゃんと満腹だし、栄養バランスも一応考えています。
食料が安いのがポイント。
1週間の食費は$20~$25を目安にしています。
米は、1ヶ月に20ポンド約$6を使っています。
二人とも、長粒米でも抵抗がないので。
肉類で約$7、これでトリ3ポンド、ブタ3ポンドが買えます。
定番野菜は、ニンジン(2ポンド$1)、菜葉類(1-2ポンド$1-2)、ブロッコリー(約3株$1)、ジャガイモ(約3ポンド$1)、インゲン(1ポンド$0.5-$1)、大豆もやし(1ポンド$0.5)、カボチャ(1つ$1)、果物($1袋、リンゴや洋ナシなら5個くらい)。
例えば、露店と中華街だと、これだけ買っても8ドルくらいです。
それに、変な野菜とか、季節の野菜とか。
残りは、玉子(12個$1.2)、豆腐、豆、チーズ、ハムなどや、調味料を揃えるのに使っています。

食べ物以外の必需品は、トイレットペーパー、洗剤類、ラップ・ホイルなどです。

最初のころは、買い物に行ってもわびしくなりましたが、最近は慣れてきて、全く苦にならなくなりました。
結構シンプルに暮らせるものなんだなあ、と思うこのごろ。

平成19年11月1日木曜日

Halloween


昨日はハロウィーンでした。
英会話のSarah先生いわく、この行事はキリスト教のものではないそうです。
Nature Spiritsを信じる人たちのお祭りで、この夜、Spiritsや霊が出てくると言われていたそうです。
おばけなどの仮装をするのは、そういうものから身を守るためなんだとか。
アメリカやカナダでは盛大に祝うようですが、ヨーロッパではあんまり、とのこと。

で、フィラデルフィアでは、1ヶ月くらいまえから、店に飾り用カボチャ各種が売り出され、「カボチャでちょうちんを作ろう」イベントなどが行われました。
1,2週間ほど前からはショーウィンドウに、おばけや墓石、蜘蛛の巣などが登場。
(写真左は、イタリアンマーケットのチョコレート屋。中にもかわいい限定チョコが。)
もちろん、カボチャちょうちんもあちこちに。
当日は、お店のスタッフも頭に角や耳などつけてお仕事。

今年は平日だったためか、店によっては26日土曜日に、こども達の「Trick or Treat」を受け入れるところもありました。
昨日の昼間は、大学構内を近くのkindergardenのこども達と先生が、仮装してお散歩。
手作りの衣装で、とても可愛らしかったです。
きっとこの日のために作ったんだろうなあ。
夜にも、仮装した人がいるかも、と期待して出たのですが、時間が早すぎたのか、皆普段通りでした…
まれに、派手に仮装した人が、パーティに向かうところに出会ったりできましたが。
どうやら、大人向けのパーティはもっと遅くからだったみたい。
というわけで、こどもにお菓子をねだられることもなく終わってしまいました。

料理番組でも、いつものシェフ達が、ドラキュラや魔女の格好で登場し、毒々しい(けど味はいいと思われる)ハロウィーンメニューを紹介していました。
我が家でも、何かしようかと思いましたが、私の腕では、たかが知れたもの。
豚肉とBlack bean(黒い大豆ではなく、黒いインゲン)をニンニクと唐辛子をきかせて、トマトソースで煮こみ、冷蔵庫にあった野菜を適当に刻んでスープに。
ビーツを入れたので、汁も赤くなりちょうど良いかなと。
デザートにカボチャとヨーグルトのケーキ(写真右)。
実は、ヨーグルトを作っていたところ、発酵しすぎて完全に分離してしまったので、その固形分の有効活用です。

例のごとく、適当なレシピ。
直径15㎝くらいで作りました。
1.カボチャは適当に切って、レンジでやわらかくする。
2.水気をよく切ったヨーグルトと、カボチャ(1カップずつくらい)をよく混ぜる。
3.砂糖大さじ3、玉子1個、片栗粉大さじ3、シナモン・バニラエッセンス各少々、を加え、さらに混ぜる。
4.型に流して、アルミホイルでふたをし、180℃くらいのオーブンで30-40分くらい焼く。
冷蔵庫で冷やした方が良いと思います。
ココアパウダーで絵をつけようと思ったのですが、生地の色と似ていてうまくいきませんでした。
仕方なく、ココナツで顔らしきものを描いてみました。